オーストラリア準備銀行
2018.07.25
オーストラリア準備銀行は、Reserve Bank of Australiaの略称です。オーストラリアの中央銀行に当たります。経済状況に応じて金融政策会議を開き、政策金利の変更を検討し決定しています。
本店はシドニーにあり、オーストラリアで使用されているオーストラリア・ドルのポリマー紙幣を発券している唯一の銀行です。
ポリマー紙幣は、オーストラリア準備銀行(オーストラリア準備銀行)とオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の共同開発により、材料として合成樹脂を使用した紙幣で、通貨としては1988年にオーストラリアで初めて発行されました。
オーストラリア準備銀行は、1911年に設立されたオーストラリア・コモンウェルス銀行が原点であり、1924年から財務省の発券業務を引き継ぎ、1945年には中央銀行機能が法文化され、1960年にオーストラリア準備銀行が設立され、中央銀行機能が移管されました。
準備銀行理事会はオーストラリア準備銀行の最高意思決定機関であり、金融政策における決定権限があります。準備銀行理事会は、総裁・副総裁・財務次官の3名の理事と、その他6名のメンバーで構成されています。
1月を除く毎月第1火曜日に金利政策決定会合が行われ、多数決で議事の決定は行われています。議事の結果は、当日の現地時間午後2時30分に公開されています。
オーストラリア準備銀行は年率2~3%のインフレ目標を設定しており、インフレ率が高い際には利上げなどをしています。
読み方
オーストラリアジュンビギンコウ・おーすとらりあじゅんびぎんこう
同意語