反発
2018.07.09
反発とは、マーケット全般で使われる用語であり、基本的には短期間に限定した上昇を指し、下げていた相場が上昇に転ずることをいいます。値上がり幅が大きい時は「急反発」、小さい時は「小反発」といいます。
なお、同様の言葉に「反騰」がありますが、一般的に反発よりも値上がり幅が大きいケースで使います。
反発は下げトレンドだった相場の短期的な上昇を意味するため、本格的な相場の上昇を表すわけではありません。相場が上昇するためには業績の上方修正や要人の発言など、何らかのきっかけがあることがほとんどです。
しかし、そうしたきっかけであっても相場の上昇トレンドが強力なものでなければある程度相場が回復した時点で売りを入れる、いわゆる戻り売りが入るケースが見られます。したがって、反発して相場が回復したとしてもすぐに下げトレンドに戻る可能性もあり得ます。
FXをする中では反発することもあれば逆に反落する可能性もあるため、相場のトレンドはきちんと確認しておくといいでしょう。
読み方
ハンパツ・はんぱつ
対義語