連銀景況指数
2018.07.11
連銀景況指数(Fed Index)とは、米国の連邦準備銀行(FRB)が発表する景状感を示す景気関連の経済指標をいいます。FXの世界において最も影響を与えるのはアメリカドルですが、そのアメリカドルに影響を与えるのはアメリカ経済です。
基本的にはアメリカ経済が順調であればアメリカドルが高くなり、その他の通貨が安くなります。アメリカ経済の状況を把握するためにはいくつかの指標がありますが、「連銀景況指数」もそのなかの一つで、製造業の景況感を判断するものです。
連銀景況指数は主に「ニューヨーク連銀(Federal Reserve Bank of New York)」が発表するものと「フィラデルフィア連銀(The Federal Reserve Bank of Philadelphia)」が発表するものがあります。
ニューヨーク連銀は通称でエンパイヤと呼ばれる事から、発表される指数は「エンパイヤFed」と呼ばれます。エンパイヤFedは、毎月15日に発表されています。
また、フィラデルフィア連銀は、通称でフィリーと呼ばれる事から、発表される指数は「フィリーFed」と呼ばれます。こちらは毎月第三木曜日に発表されます。
どちらも0が景況感の分岐点で、数値が高ければ高いほど好景気を表し、マイナスであれば不況であることを示している指数です。
読み方
レンギンケイキョウシスウ・れんぎんけいきょうしすう