ROE
2018.06.08
ROEは株主資本利益率(Return On Equity)の略であり、株主が投資した資本を元にどれだけの利益を出せたかを示す財務指標です。
当期純利益÷株主資本×100(%)で求めることができ、ROEが高い企業ほど効率的な経営を行っているといえます。しかし株主資本が少なく、負債が多い場合でもROEは高くなるため、高ROEというだけで良い企業だと判断するのは危険です。
ROE以外の財務指標や株主資本比率なども一緒に確認することで、危険な銘柄へ投資してしまう可能性を低くできます。
なお、ROEは高くなりやすい業種もあれば、低くなりやすい業種もあります。そのため、異なる業種間でROEを比較しても、経営効率が良いのか悪いのかは判断できません。ROEは同業他社で比較することが重要です。
読み方
アールオーイー・あーるおーいー
同意語