5・10日要因
2017.03.28
5・10日要因とは、毎月5と0の付く日、つまり5日、10日、15日、20日、25日、30日は企業の決算日となる事が多く、決算日には決算用のドルが不足する要因になることをいいます。
このため、5・10日要因によって円安ドル高になりやすい傾向があり、これを為替変動の予測に活用する事が可能です。たとえば、石油会社が石油を輸入した場合、その取引先に対し、契約時に取り決めた決済日にドルを支払うことになります。
一般には5・10日の区切りがつく日が決済日になることが多く、そのため、5・10日には決済用のドルが不足することがあります。こうした場合、「5・10日要因により、ドル買い需要が多い」などと言われたりします。
読み方
ゴトウビヨウイン・ごとうびよういん