相場
2018.07.06
相場とは、通貨の値動きによる相場の動く方向性をあらわす言葉です。ランダムウォークする値動きをチャート(グラフ)で見るとそこには明確な「山」と「谷」が存在し、その「山」と「谷」の方向が相場を形成します。
最初の「山」より次から次へと形成される「山」がどんどん高く(新高値更新)上がっていくような相場であれば上昇相場となり、反対に最初の「谷」から次々と形成される「谷」がどんどん深く(新安値更新)下がっていくような相場であれば下降相場と表現ができます。
また、相場の方向によって、通貨の人気を知ることが可能です。人気がある通貨は多く購入されるため価格が上がり、人気が落ちた通貨は売られるので価格が下がる傾向にあります。ニュースなどの一時的な要因や投資家の心理変化によって需給のバランスが崩れると、相場が転換する場合が多いです。上昇・下降をせず横ばいを続ける相場は、レンジと呼ばれます。
相場がいったん形成されるとその状態を維持しようとする力が加わり、その力が強ければ強いほど短期から中期、中期から長期へと続きます。そしてそこには一つの単純な規則(トレンド・ライン)が生まれ、長期では年単位、短期では分単位など様々な時間足で表示する事ができるので、テクニカル分析にも用いられます。
読み方
ソウバ・そうば
同意語