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FX用語解説集

仲値

UPDATE2018.07.04

仲値とは、TTM(Telegraphic Transfer Middle rate)とも呼ばれ、投資家が金融機関などで外国通貨(外貨)を取引する際の基準になるレートのことをいいます。

FXを行う投資家にとって日々の確認が欠かせない仲値は、投資家向けの為替レートである電信売相場(TTS)と電信買相場(TTB)の中間値のことです。

ちなみに、TTS(Telegraphic Transfer Selling)というのは、投資家が金融機関で円を外貨に交換する際のレートで、TTB(Telegraphic Transfer Buying)はその逆に、外貨を円に交換する際のレートのことを言い、実際に投資家が売買するプライスとなります。

投資家が外貨を買う場合、銀行側は外貨を売ることになるためTTSが用いられます。逆に投資家が外貨を売り銀行側が外貨を買う場合のレートはTTBとなります。

いずれにしても、FXを行う際には、為替手数料が必要です。これは、金融機関を通じて円と外貨を取引する際に必要な手数料のことで、FXに限らず、外貨MMFや外国債といった、円と外貨を交換する取引には必ず発生します。

これは金融機関の毎営業日の午前10時頃に発表されるもので、外国為替市場(インターバンク市場)の取引実勢レートを基準(参考)にして金融機関毎に決定されます。本レートはその後余程大きな為替変動がない限り、当日一日の間適用されることになります。

読み方

ナカネ・なかね

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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