保ち合い
2018.06.11
保ち合いとは相場がほとんど動かないか、一定の範囲を小幅に上下するだけの状態のことです。ローソク足は上値抵抗線と下値支持線の間で一定期間小動きを続けます。
上値抵抗線は相場が上げ止まると考えられる価格帯であり、上値抵抗線の位置にまで相場が上がると利益確定をもくろむ売りが多く入り、相場の上昇が妨げられます。
一方、下値支持線は相場が下げ止まると考えられる価格帯であり、下値抵抗線の位置まで相場が下がると、上昇に転じるだろうと予想して買いが多く入り、相場の下降が抑えられます。
このようにして保ち合いが続いた後、相場が上値抵抗線または下値支持線を突き抜けると、保ち合い状態から抜けて相場が大きく動き出すことが多いです。
読み方
モチアイ・もちあい