板注文画面から成行注文時に決済指値・決済逆指値を設定する仕方
MetaTrader4では、希望のレートに為替が動いたときに注文が実行される予約注文のことを「指値注文」「逆指値注文」といい、値の設定は、板注文画面から行うこともできます。事前に取引数量や決済値を設定し注文できますので、スムーズな注文が可能です。
板注文画面から、成行注文時に決済指値・決済逆指値を設定する方法は、次の通りです。
気配値表示ウインドウ内、板注文画面を表示したい通貨ペアを右クリックし、一覧から「板注文画面」をクリックします。
MetaTrader4 「気配値表示」ウインドウからの「板注文画面」表示設定画面
選択した通貨ペアの板注文画面が表示されます。
選択した通貨ペアの板注文画面が表示されます。画面下段の「vol」に注文数量(ロット)を直接入力します。入力欄の▼または▲印をクリックすることで、数量を変更することもできます。
MetaTrader4 「板注文画面」取引数量1.00ロット設定画面
決済逆指値を設定する場合、「sl」欄にポイント数を直接入力します。入力欄の▼または▲印をクリックすることで、値を変更することもできます。
MetaTrader4 「板注文画面」決済逆指値(S/L)設定画面
決済指値を設定する場合、「tp」欄に設定するポイント数を直接入力します。入力欄の▼または▲印をクリックすることで、値を変更することもできます。
MetaTrader4 「板注文画面」決済指値(T/P)設定画面
成行による買い注文の場合、「買い」ボタンをクリックします。
上記設定値で注文を入れますと、数量1ロット、注文価格に対し、50ポイント低く離れた値で決済逆指値を、100ポイント高く離れた値で決済指値が設定され、買い注文が入ります。
成行による売り注文の場合、「売り」ボタンをクリックします。
上記設定値で注文を入れますと、数量1ロット、注文価格に対し、50ポイント高く離れた値で決済逆指値を、100ポイント低く離れた値で決済指値が設定され、売り注文が入ります。
注文数量(ロット)を入力後、「sl」「tp」欄に数値を入力しない状態で、「買い」または「売り」ボタンをクリックしますと、新規成行注文を行うことができます。