新規IFO(イフダンOCO)注文の仕方
希望のレートに為替が動いたときに実行される予約注文を「指値注文」「逆指値注文」といいます。MetaTrader4では、「100円で新規注文を入れ、105円になった場合は決済し利益確定、または95円になった場合は決済し損切りを確定」という設定ができます。
この注文方法は、イフダンOCO(オーシーオー)注文、もしくはIFO注文と呼ばれ、OCOとは「One Cancel the Other」の略、IFOとは「If Done, One Cancel the Other」の略です。注文方法は、次の通りです。
「オーダーの発注」パネルを表示します。「通貨ペア」をクリックして、取引希望銘柄をクリックします。次に、「数量」欄に取引数量を選択もしくは入力します。
「注文種別」をクリックし、「指値または逆指値注文(注文)」をクリックします。
「指値または逆指値注文(新規注文)」項目にて、新規注文時の指値注文・逆指値注文の条件を設定します。
指値注文を設定する場合は現在よりも有利なレートを、逆指値注文を設定する場合は現在よりも不利なレートを指定します。実行したい売買に合わせて、注文種別を選択します。
現在のレートより低い値になったら、買い注文を入れたい場合、「Buy Limit」をクリックします。「Buy Limit」は買い・指値注文を意味しています。
現在のレートより高い値になったら、売り注文を入れたい場合、「Sell Limit」をクリックします。「Sell Limit」は売り・指値注文を意味しています。
現在のレートより高い値になったら、買い注文を入れたい場合、「Buy Stop」をクリックします。「Buy Stop」は買い・逆指値注文を意味しています。
現在のレートより低い値になったら、売り注文を入れたい場合、「Sell Stop」をクリックします。「Sell Stop」は売り・逆指値注文を意味しています。
価格欄に、指値・逆指値注文で取引したい価格を入力します。入力した価格は、左側のティックチャートに「Entry」ラインとして表示されます。
有効期限を設定する場合は、「有効期限」枠内右側の下向きの三角マークをクリックして、取引の有効期限を設定します。有効期限を解除する場合は、「有効期限」枠内左側のチェックボックスをクリックして、チェックマークを外します。
決済逆指値・決済指値を入力します。「決済逆指値(S/L)」には損切り時の値を、「決済指値(T/P)」には利益確定時の値を入力します。どちらかの値だけを入力することも可能です。
入力が完了しましたら、「発注」ボタンをクリックします。
注文が完了しますと、ターミナルウインドウ内、「取引」タブに予約注文として表示されます。チャート内にも、指定価格が一点鎖線として表示されます。価格が指定価格に達しますと、自動的に注文が入ります。
指値・逆指値を設定する際、現在価格より一定ポイント数を離す必要がある場合がございます。このポイント数はブローカー・銘柄・口座条件等により異なります。設定ポイント数は、「オーダーの発注」画面下部の記載をご確認ください。