ビットマップレベルの表示の仕方
MetaTrader5では、ビットマップ (.bmp) 形式の画像をチャート上に挿入できます。チャートと共にスクロールする「ビットマップ」機能の他、チャートをスクロールさせた場合でも、常に固定された位置に配置される「ビットマップレベル」機能があります。
ビットマップレベルの表示方法は、次の通りです。
「挿入」メニューから、「オブジェクト」→「グラフィック」→「ビットマップレベル」をクリックします。
①「ビットマップレベル」を選択しますと、マウスポインタが図のように変わります。②そして、チャート内のご希望の位置にあわせてクリックします。
ビットマップレベルのプロパティ画面が表示されましたら、①「共有」タブをクリックします②チャート上に表示するビットマップレベルの枠のカラー等を設定します。
MetaTrader5 ビットマップレベルプロパティ-共有タブ画面
名前 | ビットマップレベル名を設定することができます。 |
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説明 | 入力不要です。テキストを入力してもビットマップレベルへ反映されません。 |
スタイル | ビットマップレベルの枠のカラーとラインの種類を設定することができます。 |
オブジェクトを背景として表示 | チェックマークを入れると、ビットマップレベルをチャートの後ろ側へ表示する事ができます。 |
選択を無効化 | チェックマークを入れると、ビットマップレベルの位置を固定する事ができます。 |
①次に「パラメータ」タブをクリックします。②ビットマップレベルの選択や、配置等を設定します。③設定が完了しましたら、「OK」をクリックします。
MetaTrader5 ビットマップレベルプロパティ-パラメータタブ画面
X軸距離 | 時間軸からの距離を設定することができます。 |
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Y軸距離 | 価格軸からの距離を設定することができます。 |
アンカー | ビットマップレベル上の四角のマークを軸に、ビットマップレベルの位置を設定することができます。 Left Upper : ビットマップレベル上の四角のマークに対して右下に表示 Left : ビットマップレベル上の四角のマークに対して右に表示 Left Lower: ビットマップレベル上の四角のマークに対して右上に表示 Lower: ビットマップレベル上の四角のマークに対して上に表示 Right Lower: ビットマップレベル上の四角のマークに対して左上に表示 Rightr: ビットマップレベル上の四角のマークに対して左に表示 Right Upper: ビットマップレベル上の四角のマークに対して左下に表示 Upper: ビットマップレベル上の四角のマークに対して下に表示 Center: ビットマップレベル上の四角のマークに対し中央に表示 |
コーナー | X・Y軸距離で設定する軸となる位置を設定することができます。 Left Upper :価格軸左側と時間軸上側 Left Lower:価格軸左側と時間軸下側 Right Lower:価格軸右側と時間軸下側 Right Upper:価格軸右側と時間軸上側 |
ビットマップファイル (On) | ステートがOnの際、チャート上に表示するビットマップレベルを指定します。 |
ビットマップファイル (Off) | ステートがOffの際、チャート上に表示するビットマップレベルを指定します。 |
幅 | 指定したビットマップレベルの幅の数値が表示されます。数値を入力することはできません。 |
高さ | 指定したビットマップレベルの高さの数値が表示されます。数値を入力することはできません。 |
ステート | MQL5プログラムとの接続の切り替えを設定することができます。 |
設定したビットマップレベルがチャート上に表示されます。
MetaTrader5 チャート内にビットマップレベルを表示した状態
ビットマップレベルの位置を変更する際は、ビットマップレベル上の四角マークをクリックし、ご希望の位置へドラッグをしますと、位置の修正が可能です。
チャート上に配置されたビットマップレベル上に四角のマークが表示されていない場合、ビットマップレベル上をダブルクリックすると、四角のマークが表示されます。