新規IFO (イフダンOCO) 注文の仕方
希望のレートに為替が動いたときに実行される予約注文を「指値注文」「逆指値注文」といいます。MetaTrader5では、「100円で新規注文を入れ、105円になった場合は決済し利益確定、または95円になった場合は決済し損切りを確定」という設定ができます。
この注文方法は、イフダンOCO(オーシーオー)注文、もしくはIFO注文と呼ばれ、OCOとは「One Cancel the Other」の略、IFOとは「If Done, One Cancel the Other」の略です。注文方法は、次の通りです。
「オーダー」パネルを表示します。「銘柄」をクリックして、取引希望銘柄をクリックします。
「タイプ」をクリックし、「指値注文 (Pending Order) 」をクリックします。
指値注文・逆指値注文の条件を設定します。
指値注文を設定する場合は現在よりも有利なレートを、逆指値注文を設定する場合は現在よりも不利なレートを指定します。実行したい売買に合わせて、タイプを選択します。
現在のレートより低い値になったら、買い注文を入れたい場合、「Buy Limit」をクリックします。「Buy Limit」は買い・指値注文を意味しています。
現在のレートより高い値になったら、売り注文を入れたい場合、「Sell Limit」をクリックします。「Sell Limit」は売り・指値注文を意味しています。
現在のレートより高い値になったら、買い注文を入れたい場合、「Buy Stop」をクリックします。「Buy Stop」は買い・逆指値注文を意味しています。
現在のレートより低い値になったら、売り注文を入れたい場合、「Sell Stop」をクリックします。「Sell Stop」は売り・逆指値注文を意味しています。
「数量」欄に取引数量を設定または入力し、価格欄に指値・逆指値注文で取引したい価格を入力します。入力した価格は、左側のティックチャートに「価格」ラインとして表示されます。
有効期限を設定する場合は、①「期限」をクリックし、時間枠を選択した後、②「有効期限」枠内右側の下向きの三角マークをクリックし、取引の有効期限を設定します。
有効期限を解除する場合は、「期限」をクリックし、「無期限」を選択します。
①決済逆指値 (Stop Loss) ・決済指値Take Profit (Take Profit) を入力します。「Stop Loss」には損切り時の値を、「Take Profit」には利益確定時の値を入力します。どちらかの値だけを入力することも可能です。
②入力が完了しましたら、「注文」ボタンをクリックします。
「オーダー」決済指値 (Stop Loss) ・決済逆指値 (Take Profit) 設定画面
注文が完了しますと、ツールボックス内、「取引」タブに予約注文として表示されます。チャート内にも、指定価格が一点鎖線として表示されます。価格が指定価格に達しますと、自動的に注文が入ります。
指値・逆指値を設定する際、現在価格より一定ポイント数を離す必要がある場合がございます。このポイント数はストップレベル値と呼ばれ、ブローカー・銘柄・口座条件等により異なります。注文ボタンが青色または赤色に反転しない場合は、現在価格より、注文価格を離して注文する必要があります。