ストップリミット注文の仕方
MetaTrader5では、指定価格に為替が動いたときの注文方法として、成行注文が実行される「ストップ注文」と、指値注文が発動される「ストップリミット注文」、2つの予約注文方法があります。ストップリミット注文は、買いと売りの2種類があります。
指値価格はストップリミット注文を入れる際に設定します。指定レートに到達しますと、買いストップリミット注文の場合は指値の買い注文を、売りストップリミット注文の場合は指値の売り注文を入れることができます。
ストップリミット注文の方法は、次の通りです。
ツールバーの「新規注文」ボタンをクリックします。
「オーダー」ウインドウが表示されましたら、「銘柄」をクリックして、取引希望銘柄を選択します。
「タイプ」をクリックし、「指値注文 (Pending Order) 」をクリックします。
ストップリミット注文の条件を設定します。
ストップリミット注文を設定する場合は現在よりも不利なレートを指定します。実行したい売買に合わせて、タイプを選択します。
現在のレートより高い値になったら、買い指値注文を入れたい場合、「Buy Stop Limit」をクリックします。
※指定価格に到達した時点で、Stop Limit指値欄に入力した価格での買い指値注文が入ります。
現在のレートより低い値になったら、売り指値注文を入れたい場合、「Sell Stop Limit」をクリックします。
※指定価格に到達した時点で、Stop Limit指値欄に入力した価格での売り指値注文が入ります。
①「数量」欄に取引数量を設定もしくは入力します。②価格欄にストップリミット注文を発動させる価格を入力します。左側のティックチャートに「価格」ラインとして表示されます。③Stop Limit指値欄には、ストップリミット注文で取引したい価格を入力します。左側のティックチャートに「注文価格」ラインとして表示されます。
①決済逆指値を設定する場合は、Stop Loss欄に、②決済指値を設定する場合は、Take Profit欄に数値を設定もしくは入力します。
「オーダー」Stop Loss・Take Profit設定画面
有効期限を設定する場合は、①「期限」をクリックし、時間枠を選択した後、②「有効期限」枠内右側の下向きの三角マークをクリックし、取引の有効期限を設定します。
有効期限を解除する場合は、「期限」をクリックし、「無期限」を選択します。
取引注文に、メモをしたい場合は、コメント欄に入力します。設定したコメントは、ツールボックス内、「取引」タブのコメント欄に表示されます。
注文が完了しますと、ツールボックス内、「取引」タブの残高行の下側に予約注文として表示されます。価格が指定価格に達しますと、自動的に注文が入り、残高行の上側に、保有ポジションとして表示されます。
レートが注文発動価格に触れますと、ストップリミット注文が発動し、「Stop Limit指値」欄に入力した指値でのストップ注文に変わります。表示タイプも「buy(sell) stop limit」から「buy(sell) limit」に変更されます。
さらにレートがStop Limit指値価格に触れますと、ストップ注文が発動し、指値での注文が入ります。表示タイプは、「buy(sell) limit」から「buy(sell)」に変更されます。
取引内容は「取引」タブ内、残高表示行の上に表示されます。
決済逆指値・決済指値を指定している場合に限り、注文確定後、指定価格にレートが触れますと、決済指値・逆指値注文が発動します。
ストップリミット注文を設定する際、現在価格より一定ポイント数を離す必要がある場合がございます。このポイント数はストップレベル値と呼ばれ、ブローカー・銘柄・口座条件等により異なります。注文ボタンが青色または赤色に反転しない場合は、現在価格より、注文価格を離して注文する必要があります。