FX初心者の主婦のみなさん!本当にそのまま取引しちゃって大丈夫?
FX初心者のお役立ち情報
簡単に始められるFXは、主婦やサラリーマンの副業として人気です。株などと比べると少額で始められるうえ、口座の審査もそこまで厳しいものではないので簡単に作ることができます。ただ、気をつけなければいけないのはリスク管理です。FXで安定的に利益を得られるようになるには1~2年必要ともいわれることから、生半端な気持ちでは損失だけを出してしまうことも簡単に想像できます。今回は主婦の方向けに失敗しない取引方法をご紹介していきます。
主婦がFXで借金状態に陥るワナ
「FXをしていた主婦が大損して借金を作ってしまった」という体験談を見聞きすることがあります。主婦がワナにはまって大損してしまう理由は何なのでしょう?主婦の方でこれからFXを始めてみようという人に知っておいて欲しいことをご紹介します。
家事をおえてあまった時間に軽い気持ちで始める
主婦が家の中でする家事はたくさんありますが、昔と比較して効率よく家事を手伝ってくれる家電製品やサービスが充実しています。できるだけそういった家電を有効活用してご自身の時間を確保しようと努力している主婦も多いでしょう。
がんばって生み出したご自身の時間は有効に使いたいものです。その時間を使って、家計を助けようと、あるいはお小遣いのためにパートに出るのも有効な時間の使い方です。しかし、なかには長時間自宅を空けるのは難しい人もいるはずです。そこで、自宅でいつでも取引できるFXは、ちょっとしたお金を稼ぎたい主婦にとってとても魅力的です。
しかし、時間があるから、家でできるから、という理由だけでFXを始めると、最初はなかなかうまくいかず損失を出してしまうことに。損失を出すと家計に穴を空けてしまったという罪悪感とあせりから、さらに損失を拡大させてしまうこともあります。
周囲に知られず少額で始められる
主婦がFXを始める理由としては、周囲に知られずに始められる点と少額でも取引できる点もあげられます。
夫に内緒でお小遣いの範囲で取引をして、ゆくゆくは家計を助けられる程度の収入を得たい。または、へそくりを増やしたいという気持ちでFXを始める人もいるでしょう。それ自体は悪いことではありませんが、初心者が利益を出し続けるのは難しく、失敗すると損失が膨れていき借金状態にまで落ちてしまうケースもあるようです。
FXに潜むワナは、損失が出てもレバレッジを大きく取引すれば一気に取り戻せることです。本来であれば、身の丈を超えたレバレッジはかけるべきではありませんし、初心者であればなおさらです。しかし、お小遣いの範囲でと考えていたはずが、思わぬ損失を抱え借金をするようになると冷静な判断ができなくなってしまいます。
主婦がFXを始める場合は、ワナに陥ることがないように夫などの家族と情報を共有することをお勧めします。
FX初心者が勝率をあげるための勉強方法とは?
FX初心者であれば「ハイリスク」「大きな損をしないか」という不安があるでしょう。その不安は知識や勉強で軽減できるのです。そこで、FX初心者が取引で損をしないために、またできるだけ勝率を高めるための勉強方法を、具体的に解説していきます。
値動きの時間帯とデモ口座を活用する
FX初心者にお勧めの勉強方法として、株式相場と連動した値動きを学ぶという方法があります。為替市場や株式市場に投資されている資金は、相互に密接な関係があり、常に資金がお互いを移動しています。また、アメリカの経済指標が発表されれば、それも為替相場に大きな影響を与えるでしょう。このような大きな流れをつかむことが、FXを学ぶための最初の一歩といえます。
では実際にどの時間帯に値動きが活発化するかといえば、日本時間で「9時~11時ごろ」「16時~18時ごろ」「22時~24時ごろ」の3パターンがその代表的な例となります。
まず午前中の東京指標が発表され、値動きの流れができ、その後15時から東京のオプション取引、16時から(冬時間では17時)ロンドンの株式市場が開始されるのです。さらに22時(冬時間では23時)からはニューヨークの株式市場がオープンします。また、アメリカの重要な経済指標が発表されるのもこの時間帯です。一般にロンドン市場が開場している時間帯が最も値動きが多く、取引も活発であるといわれています。
次にデモ口座を利用した勉強方法もお勧めです。デモ口座とは仮想通貨を使った模擬トレードです。実際に現金を投入するわけではなく、トレードのシミュレーションを行うことが可能です。FX初心者はまず取引ツールに慣れることも必要ですので、デモ口座を開設してトレードのシミュレーションをしながら、値動きを見ていくことも効果的な勉強方法のひとつです。
海外FXにもデモ口座は存在する
時間帯の知識も得て、デモ口座を使って取引ツールにも慣れてきたならば、実際にFXで投資を開始していくことになります。このとき、国内のFXブローカーでももちろんかまいませんが、海外のFXブローカーも併せて検討することをお勧めします。
海外FXブローカーはレバレッジ規制がなく、使い方によってはハイリスクとなりますが、デイトレードやスキャルピングなどの超短期売買を行う際に利益をあげやすいという特長があります。国内のレバレッジ規制25倍の影響を受けないため、少額の取引でも利益を上積みしやすいのです。
このような海外FXブローカーの情報は、FXプラスのようにFX情報サイトにもまとめられていますので活用してみてください。月ごとの相場観の情報などもあり、勉強になりますよ。
FXの出金時の方法と手数料
FX口座を開設したらいよいよ取引開始です。FX取引の方法は、取引口座に入金し、その範囲内の金額を証拠金として何倍の取引をするかレバレッジを決め外貨取引を行います。入金や出金時には手数料がかかるケースがありますが、その手数料や入出金の方法についてご紹介します。
FX取引の流れと出金方法
FX取引の流れは、FXブローカーに開設した口座に入金するところから始まります。その後、ご自身が取引したい通貨ペアを決め、為替相場の動向を確認しながら、入金した金額内の証拠金を差出し、レバレッジの倍率を決めて取引をします。その後、為替レートの変動を見ながら為替差益がねらえるタイミングで反対売買を行い、利益を確定します。その後、FXブローカーからご自身の資金を出金して投資を手仕舞いするのがFX投資の一連の流れになります。
最後の出金方法ですが、ブローカーによって違いがありますので注意が必要です。基本的には、事前に登録したご自身の金融機関口座に出金することになりますが、ブローカー指定の方法で出金することで当日出金が可能になったり、翌日以降の出金になったりしますので、出金方法は事前に確認しておくといいでしょう。
電話やファックスでは受付してくれないブローカーが多いです。また、取引状況によって出金可能額が変わりますので、出金可能額の範囲で出金指示をすることになります。
FX取引の出金時の手数料はブローカーによって違う
FX取引サイクルの最後は出金ですが、出金時には手数料がかかる場合があります。しかし、どれだけ出金しても出金手数料はすべて事ブローカー負担というブローカーもあります。この場合は、出金に関して手数料を気にする必要がありませんので、最も有利な条件といえます。
また、5万円未満の場合はユーザー負担、5万円以上は事ブローカー負担としているFXブローカーもあります。この場合は、少額で頻繁に出金する予定がない人はそれほど気にする必要はありませんが、少額で頻繁に出金する予定の場合は、コスト負担が生じることになります。さらに、出金手数料はすべてユーザー負担とするブローカーもあります。
これ以外に入金時の手数料も考慮する必要があるでしょう。ご自身の入金や出金の頻度などを想定しながら、口座開設先のブローカー選びをすることが大切です。手数料体系は、ブローカー比較サイトなどで簡単に一覧比較できますので、そういった情報を参考にすることをお勧めします。