FXとはどういうものかを知って効率よく稼ぐ!利益を出すための基本ルールとは?
FXに関する基礎知識
FXを始めたからと言って、すぐに大金を稼げるというものではありません。FXの構造をよく知り、稼ぐテクニックを少しずつ勉強して実践でそのノウハウを自分のものとしていく必要があります。それを1から始めるにはかなりの時間が掛かりますが、まずはFXで稼ぐための基本ルールを理解してからのスタートであれば、かなり短時間でFX取引のエキスパートになることが可能です。
ここでは、FXで稼ぐために知っておくべき3つのポイントとFX業界の構造、またスイングトレードを利用するコツなども併せてご紹介いたしましょう。
FXで稼ぐ!効率よく稼ぐために知っておきたい3つのこと
大切な資金を投じて行うFXで、失敗したくはありません。では、どのようにすれば効率良く稼げるのでしょうか。テクニックだけでなく、精神的な要素など、効率よくFXで稼ぐ手法を3つご紹介します。
取引タイミングの見極めが最重要
FX取引で常に勝ち続けるというのはあまり現実的ではなく、勝ち負けがあっても最終的にプラス収支とすることが大切です。10回の取引でマイナスが7割でも、大きなプラスが3割あれば十分にプラス収支になります。マイナスは小さく、プラスを大きくというのが、FXで稼ぐ方法の基本です。
そのためには、取引タイミングの見極めが重要です。まずは利益の確定に対して、じっくりと行動しましょう。ちょっと利益が出たからといってすぐに決済をしていては、手数料やスプレッドが利益を圧縮してしまいます。利益確定を焦らず、トレンドの方向性が変わるまでじっくりと見ておくことも大切です。
その一方で、損切りは手早く行うことが重要です。含み損を抱えたポジションを維持するために証拠金が目減りしては、投資のビッグチャンスを逃してしまうかもしれません。
特に世間の予想に反する経済指標の発表が市場に与える影響は大きく、それまでとは真逆の方向にトレンドが変わるかもしれません。そんな時は、すぐにでも損切りをして真逆のポジションへ乗り換えるなど大胆な行動が必要でしょう。
値動きが激しい時間帯を狙え!
効率を意識して取引を行う場合、時間帯を絞って取引を行うことも考えましょう。短時間で大きな利益を上げるなら、市場が活気づいている時間帯、たくさんの取引が行われている中にチャンスが生まれやすくなります。
その時間というのは、21時から深夜2時前後で、この時間はFX取引におけるゴールデンタイムとも言われています。その理由は、アメリカとヨーロッパの市場がどちらも開いており、経済指標が発表される時間帯で市場が賑やかになります。
ただでさえヨーロッパやアメリカの為替参加者は多いのに、それに加えて日本でも為替参加者が多くなりますので、この時間のレートは激しく動きます。そのため、短時間でも大幅な利益が生まれやすい一方、大きな損失になる可能性もあります。焦る気持を抑えて取引をする冷静さが必要です。
メンタルトレーニングも忘れずに
多くの主婦やサラリーマンもFXで取引している時代です。取引金額には個人差がありますが、大切な資産を運用するという点では同じです。誰でも資産が増えると嬉しいですし、逆に減らしたくはないでしょう。しかしFXを始めた以上、資産の増減に一喜一憂せず、メンタルトレーニングをすることが大切です。
日記を書くことも、メンタルトレーニングのひとつです。どうして失敗したのか、どうやったら成功したのかを細かく残していくことにより、FXで稼ぐ方法が詰まった自分だけのバイブルになります。
正しく理解して確実な利益を!FX業界の構造と今後の動向
海外FXで利益を得るためには、FX業界の構造はもちろん、業界自体が今後の動向がどうなっていくのか、ということについても把握しておいたほうがいいでしょう。そもそもなぜFX業界が成立しているのかを含めながら解説していきます。
FX業界はどうやって成立している?構造を解説!
簡単に言ってしまえば、FXは通貨をトレードすることで利益や損失を出していくものですが、為替レートの変動だけでなぜそんなにも収支が発生するのか、そしてなぜFX会社は経営していくことができるのか、疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。
日本国内で一般向けのFX業界が確立したのは、1998年のことでした。ひまわり証券が導入を行ったのが最初ですが、そこからどんどんFXブローカーとして参入する企業が増えていったのです。
これらのブローカーがなぜ成立し続けているのかですが、為替レートの変動自体が直接的に関係しているわけではありません。国内FXブローカーの利益は、基本的にスプレッドから得ています。
顧客が注文した通貨の売買は実際には行われないため、スプレッドを小さく設定することが可能です。そのため、顧客数を多く得ることができ、顧客が儲かった場合でも損失を出した場合でも売買取引の数で利益が出るという仕組みになっています。
一方で、海外FXは顧客の注文どおりに実際に通貨の取引を行うため、どうしてもスプレッドが広く設定されてしまうことになります。そのため顧客数は少なくなりますが、顧客が利益を出せば取引量も多くなり、その取引量でブローカーも同時に大きく儲けるという構図になっています。
国内と海外ではここにこそ大きな差があると言っても過言ではありません。これだけでも、FX業界の動向が今後どうなっていくのかは容易に想像ができるのではないでしょうか。
海外なら安定?国内FXは廃れていくの?
日本国内で厳しいレバレッジ制限が設けられてから、海外FXに参入しているトレーダーは数多くいるのが現状です。これから先、さらに厳しい制限が設けられれば、今後の国内FXは廃れていく一方だとも考えられます。
また、国内FXは顧客が損すればブローカーが儲かるのに対して、海外FXブローカーは、顧客とWIN-WINの関係が成立している所が多いことも、大きな影響を与えていくと言えるでしょう。国内FXブローカーのようなスタイルではどうしても、顧客に損失を出してもらうための方向に動いてしまうものです。
それでも国内のブローカーが成立し続けられているのは、信用性の高さにあります。海外FXブローカーにはもちろん、数多くの良質なブローカーがありますが、実際に試したことがないとリスクやトラブルを避けるために、海外FXには手を出さないというトレーダーも少なからずいるのも確かです。このようなトレーダーがいる限り、必ず廃れていくとは言えません。
しかし、国内と海外、それぞれの特徴を見ていくと、稼ぎやすさという点では後者のほうが優れているのは明らかなので、海外のほうが将来的に見ても安定し続けていくことに十分な期待ができます。
スイングトレードはFXの中でも利益が出やすい手法だった!?
FXで手堅く利益を生み出せる手法の一つとして注目されているのがスイングトレードです。闇雲にやっていては資金が目減りしてしまいますが、基本を押さえ、どのようなタイミングで売買するのか、ルール決めていくと有益な取引手法となります。
スイングトレードの基本を押さえよう
為替チャートを日足で見るのがスイングトレードの手法です。このメリットは、日足で見てトレードを行うので、デイトレードやスキャルピングのように短時間での値動きに敏感にならなくて済むということです。2~3日、または1週間程度というスパンでトレードを行うため、ある程度大きな利益が見込めます。
一方で、デメリットといえるのが瞬発力に欠けることです。日足で見ているので、トレンドが変わっても簡単には身動きが取れない場合があり、利益を出せるタイミングを逃してしまう場合があります。
スイングトレードには一長一短あり、確実に利益を積み重ねるためには自分の中でルールを作ることが大切だといえます。
その一つとして挙げられるのが、瞬間的な動きに流されないことです。トレンドが変わると慌ててしまうこともあるかもしれませんが、スイングトレードを行うためには、ある程度ドッシリと構えることも必要です。そのため、長いスパンでトレンドの向きを確認する必要があります。
FXは一日の中でも、数時間で大きくトレンドが変わってしまうこともあります。しかし、その瞬間に流され、慌てて売買するのはスイングトレードの基本手法から外れており、得られる利益も遠のいてしまいがちです。
一旦、スイングトレードに取り組むと決めたのであれば、チャートの大きな流れを確認し、トレンドが上昇しているか、または下降しているのかを把握する力を養いましょう。
スイングトレードには取引のルールが不可欠
ルールを決めること、そしてそのルールを守りぬくことがスイングトレードには必要不可欠です。スイングトレードに限らず、FX取引においてはとても重要なポイントです。
例外を作ってしまえばトレンドの動きに惑わされやすくなり、次第に出せる利益も出なくなってしまうというのはよくある話です。比較的利益を生み出しやすい取引手法なので、しっかりとトレンドを見極めて資金を増やしていきましょう。大事なことは、小さなルールでも、一度決めたらそれに沿って行うことです。
例えば、短期移動平均線とロウソク足がクロスしたタイミングで売買をするということでも良いかもしれません。一度作ったルールを結果が出るまで継続して行うと良いでしょう。ルールの見直しは二週間毎、一ヶ月毎などとして、これにもルールを作った方が気分に流されずに取引ができます。
また、スイングトレードは日足でチャートをみる手法であることから、取引期間が長くなりやすい傾向にあります。資産を安全に守るためにも、FX会社の信用性や信託保全の制度は確認しておきましょう。