日足
2018.07.06
日足とは、株取引や為替取引のチャートを構成するローソク足の1つをいいます。金融商品や為替の過去の価格などの推移グラフなどで、1日の相場の変動を表しています。
黒白のローソクのような棒状の図形と上下に伸びるヒゲにより株価の動きを示したもので、終値が始値と比較して上がった場合と下がった場合や、始値、最高値、最安値、終値の四本値がひと目で分かるように色分けされています。
始値と終値はローソクの実体で、高値と安値は上下に伸びるヒゲで表されます。
始値より終値が高い場合を「陽線」といい白いローソクになります。一方で終値より始値が高い場合を「陰線」といい黒いローソクになります。始値と終値が同じならばローソクは横線になります。ローソク一つあたりの期間が1週間なら週足、1月なら月足、1年なら年足と呼びます。
足という表現がされるのは、日足が対象となる価格の足取りを表すものだからです。日足は日本で考案されたものであり、1本、あるいは複数日の日足を組み合わせて分析することによって為替のみならず株式や債券、コモディティにおいても相場の動向を読み解くことができます。
そのため、テクニカル分析において基本的な指標のひとつと考えられている指標です。なお、日足には対象となる期間に応じて1分足や1時間足のような短時間ごとの指標もあります。
読み方
ヒアシ・ひあし