FXの損失は避けることは難しい!初心者がリスクを小さくするために知っておくべきポイント
海外FXに関する基本知識
FXにおいては、勝ち組、常勝組と呼ばれる人たちでも、一定の割合は負けています。大切なのは、負けた時の損失をできるだけ小さくして、勝った時の利益を大きくすることです。
国内FXと海外FXでは、税金の仕組みが異なっていますが、これをうまく利用することで、負けた時の損失を小さくすることが可能になります。人によってメリットの大きさは異なりますが、国内FXと海外FXを併用することでうまくバランスをとなど、リスクを小さくするために知っておきたいポイントについて解説します。
外為オンラインに学ぶ。国内FXの入金・出金の反映のタイミングは?
入金サービスによって異なる!?リアルタイムもあれば...
「外為オンライン」の場合、クイック入金サービスを利用することで、FX口座にリアルタイムで入金の反映をさせることが可能となっています。三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行など、利用可能な金融機関については数多くありますが、全ての銀行がクイック入金できるわけではないということは覚えておいたほうがいいでしょう。
楽天銀行の場合は、通常入金システムとしての入金となるため、毎営業時間内で約2時間の間隔で反映されています。楽天銀行で休日に入金をすると、翌営業日まで反映されないので、できる限り、クイック入金サービスを利用するのが賢明です。
入金方法としては、「外為オンライン」のウェブサイト上にあるツールバーの入出金サービスから行うようになっています。こちらで、クイック入金か、通常入金かを選べるので、所有している銀行口座に合わせて選択してみましょう。続いて、金額を入力する画面、金融機関の選択画面が表示されるので、案内に沿って進めていく必要があります。
ただ、「外為オンライン」の場合は5000円未満の入金はできないようになっているので注意しておきましょう。
出金の方法は!?反映までの時間は?
出金の場合は、入金時と同様に、ウェブサイト上のツールバーにある入出金サービスを選択します。そこにある出金依頼登録を選び、金額を指定して登録することで、出金の申請ができるでしょう。
この時に注意しなければならないのが、「外為オンライン」の営業時間です。17時までの依頼であれば、当日受付扱いとなりますが、その時間を過ぎてしまうと翌営業日の受付となってしまうため、十分に気をつけておいたほうがいいでしょう。もちろん、休日の出金申請に関しては、翌営業日の受付になるため、こちらも注意が必要です。
17時までに依頼が完了していれば、翌営業日には振込み処理が行われます。原則として2営業日後となっているため、即日での出金はできないと考えたほうがいいでしょう。スムーズに出金したいのであれば、営業時間と営業日を意識してタイミングを図る必要があります。
ただ、出金時の手数料については、「外為オンライン」が負担をしてくれるため、手軽に現金を受け取れるというのが大きなメリットです。出金額は入金と同様に、5000円以上でないと依頼ができないようになっているので、気を付けたほうがいいでしょう。
FXで負けないためには損失繰越を有効活用!
国内FXと海外FXの損益の通算と損失繰越の違い
国内FX取引で生まれた利益は、先物取引に係る雑所得等の金額として申告分離課税の対象となります。一方、損失が出た場合は、当然税金はかかりません。しかし、この損失を上手く使うことによって節税する方法があります。この方法を正しく理解しておけば、時にFX取引で負けて損失を抱えても、継続的に取引を続けていける可能性を高めることができます。
国内FX取引で生じた損失は、同じ年の国内FXの利益と相殺する損益の通算が認められています。また、その年で控除しきれない金額については、3年間繰越して、翌年以降の国内FXの利益から繰越控除することも認められています。
一方、海外FXの場合は、雑所得として総合課税の対象となりますので、国内FXの利益との通算は認められていません。但し、海外FXの損失は、公的年金等の雑所得等その他の雑所得との内部通算が認められています。国内FXと海外FXの課税方法の違いを正しく理解しておくことが大切でしょう。
国内FXと海外FXを併用する
国内FXの場合は損失の繰越控除が認められていますが、その控除対象となる利益は国内FXから生じたものに限られます。一方、海外FXによる損失は、その他の雑所得との内部通算が限られます。つまり、老後の年金や、本業以外で執筆活動や講師の仕事をやったことによる報酬がある人は、海外FXの損失を上手く使うことによって、節税の範囲が広がるのです。
そのため、国内FXだけでなく海外FXも併用することによる節税範囲の増加に注目することは、長期的にFX取引をやる人にとっては大切だといえます。
相場の状況によっては、その年の国内FXの損失を通算しきれない場合があるでしょう。そういった場合には国内FXの損失の繰越控除の制度はFX投資家にとって強い味方になるはずです。
また、海外FXのその他雑所得との内部通算も役に立つケースがあります。まだどちらかの取引しかしていない人は、国内FXと海外FXの両方の取引を継続的に行っていくことを検討してみるといいでしょう。
逆指値トレード手法を知る!狙うはアメリカの雇用統計?
世界経済の中心であるアメリカの雇用統計の発表時は、大きな利益を生むチャンスになります。その大事な時に使いたいのが逆指値です。では、海外FXブローカーの高レバレッジを上手に活用した逆指値トレード手法についてみていきましょう。
「逆指値」と海外FXブローカーは相性が良い?
まず、指値とは「現時点での為替レートより下になったら買う」もしくは「現時点での為替レートより上になったら売る」ことを言い、今の状況よりも良くなった時に利益を生み出すことができます。
逆指値は、「現時点での為替レートより下になったら売る」もしくは「現時点での為替レートより上になったら買う」ことを言います。つまり、逆指値は今の状態よりも悪くなったときに利益が生まれることになるのです。
逆指値注文には多くのメリットがあります。まずは、相場の流行に乗った取引ができることが挙げられます。流れに乗った取引が可能であるため、一定の利益は確保されるのです。また、損失を確実に止めることができることから「ストップ注文」と呼ばれるなど、損失を防ぐ手段としても頻繁に利用されています。
このようなメリットを海外FXブローカーで可能となる高いレバレッジの取引で利用することができれば、少しの利益でも大きな収益が見込め、さらには大きな損失になりかねない取引の損失も未然に防ぐことができるため、逆指値注文と高いレバレッジを誇る海外FXブローカーは、とても相性が良いのです。
さらに大きな利益を掴むためには
FXトレードをする人は必ず知っているのがアメリカの雇用統計です。世界経済の中心であるアメリカの景気判断の材料となる重要な指標であるため、世界中の投資家の多くはしっかりと目を通しています。
アメリカの雇用統計は、前月の数字を翌月の第一金曜日に発表します。値動きが激しいため、上手く取引ができれば、大きな利益が確定することができます。海外FXブローカーの高いレバレッジを利用すれば、さらなる利益も目指すことができるでしょう。しかし、予想することが難しいというデメリットがあるため、慎重に取引を行いたいところです。
ここで利用したい取引方法が逆指値注文です。アメリカの雇用統計発表の数分前にしっかりと上昇と下降の両方向に注文を完了させます。つまり、どちらに相場が動いても良いように、仕掛けをつくるのです。
ただし、統計発表時は注文が殺到します。そのため、自分の逆指値注文が通らない可能性があり、大きな損失を抱える場合も考えられます。もし、アメリカの雇用統計発表時に取引を行いたいのであれば、サーバー能力の高い海外FXブローカーでの取引が有効になるでしょう。