キャピタル・ゲイン
2018.06.18
キャピタル・ゲインとは、保有している外貨の価格が変動する事によって得られる利益をいいます。為替差益とも呼ばれます。
具体的には、株式・債券・投資信託などの有価証券の売却益、信用取引・外国為替証拠金取引・CFD取引・商品先物取引などの差金決済益、不動産(土地、建物)・ゴルフ会員権・絵画・骨董品・貴金属(金、プラチナ等)などの譲渡益(売買益)などが挙げられます。
一般にその利益は、投下資本が大きいほど、またレバレッジが高いほど大きくなり、同時に市場環境によっては大きな損失を被ることもあります。これに対して為替変動によって損失を被ることをキャピタル・ロスといいます。
もし購入時に1000円であった株価が売却時に1500円に上昇していた場合、キャピタル・ゲインはその差額の500円となります。
有価証券投資による主な収益は、このキャピタル・ゲインとインカム・ゲイン(資産を保有することで得られる収益)です。ただし上述の通り、有価証券や土地などの資産は売却時に価格が大きく低下している可能性もあり、売却により損失が出る場合があります。この理由から、キャピタル・ゲインはインカム・ゲインに比べ、ハイリスク・ハイリターンの傾向にあるとされています。
読み方
キャピタルゲイン・きゃぴたるげいん
同意語
対義語