だまし
2018.06.27
だましとは、テクニカル分析において、チャートが示したシグナル通りに相場が動かないことをいいます。例えば、移動平均線が上昇のサインであるゴールデンクロスをしたのに、サイン通りに動かず下落してしまった場合などがだましにあたります。
テクニカル分析は、サインによって今後の値動きを予測して売買を行い、利益を出して行く事を目標としますが、だましが多いため複数の分析を組み合わせるなどしてだましを回避して行く事が収益に反映されることとなります。
だましを回避するためには、テクニカル分析を過信しないことが大事です。テクニカル分析の結果に100%はなく、投資の入門書で語られるようなセオリー通りの値動きをするとは限りません。そのため、だましが起きた時の対処法をしっかり考えておかないと思わぬ損失を招きます。特にロスカットの苦手な投資初心者は注意する必要があります。
だましが起きる時は多くの投資家がその投資対象に注目しており、多額の資金が流入している証拠でもあります。そのため、だましは上手に利用することができれば、大きな利益につなげられるチャンスでもあります。一定のレンジを突き抜ける値動き(ブレイクアウト)は単純なパターンばかりではありませんので、様々なパターンを研究することが必要です。
読み方
ダマシ・だまし