私設取引システム
2018.07.28
私設取引システムはECNと呼ばれ「Electronic Communications Network」の頭文字をとった略語です。東京証券取引所など既存の証券取引所のシステムを使うことなく、インターネット回線を介して株式などの有価証券売買を実現するシステムのことをいいます。
取引所のシステムを介した有価証券は取引時間などの制約を受けることになりますが、私設取引システムのシステムを利用する場合は機動的な売買執行や手数料低減などを実現できます。
また、PTS(Proprietary Trading System)と呼ばれ、証券会社などが独自に株式市場などを開設する場合に利用されています。金融ビッグバン政策により規制が緩和され、株式売買などの取引所集中義務が撤廃されたことにより日本でも利用可能になりました。
読み方
シセツトリヒキシステム・しせつとりひきしすてむ
同意語