フィラデルフィア連銀製造業業況指数
2018.11.05
フィラデルフィア連銀製造業業況指数とは、米国のフィラデルフィア連銀が発表する経済指標のことを指します。ペンシルバニア州、ニュージャージー州、デラウエア州の3州をまとめてフィラデルフィア地区と呼びます。そのフィラデルフィア地区の製造業における経済活動や景況感と締めしたものを「フィラデルフィア連銀製造業業況指数」と呼んでいるのです。
フィラデルフィア連銀指数とも呼ばれます。
指標には製造業の就業者数、失業率、製造業の新規受注数、製造業の平均賃金、個人所得など11項目が盛り込まれています。この11の項目を1カ月前と比較し、現在の状況と6カ月ごとの将来への見通しを良い・同じ・悪いの3択で回答してもらい集計したものです。
なお、本指標は0が景況判断の分岐点となっており、指数の結果がプラスに動けば景況感が良く、逆にマイナスの場合はそれが悪化していると判断されていることになります。
ニューヨーク連銀製造業指数やISM製造業景気指数と並んで、製造業関連の指標として注目されているのです。
読み方
フィラデルフィアレンギンセイゾウギョウギョウキョウシスウ・ふぃらでるふぃあれんぎんせいぞうぎょうぎょうきょうしすう
同意語