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FX用語解説集

フィンテック

UPDATE2018.07.09

フィンテック(FinTech)とは、金融を意味するファイナンス(Finance)と技術を意味するテクノロジー(Technology)の2つを組み合わせてできた造語であり、情報技術(IT)を駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりする概念、動向をいいます。

日本では2014年に日経新聞で取り上げられてから、フィンテックという言葉が使われ始めました。日本語では、金融ITや金融テクノロジーなどと略されることもあります。

フィンテックが領域とする分野は幅広いものがあり、貸付ビジネス、PFM(Personal Financial Management、個人財務管理)・会計ソフト、資産運用、スマートフォン端末での決済、クラウド型の家計簿、ネットバンキング、銀行インフラ系、要素技術、投資のロボ・アドバイザーなど非常に多岐にわたっています。

また近年は、特に仮想通貨などで使われているブロックチェーン(分散型台帳技術)の開発が急速に進められており、世界の中央銀行や都市銀行で注目されているのです。

ビッグデータやAI(人工知能)、クラウドファンディングなど金融分野と情報分野の垣根を越えた取り組みが行われています。フィンテックに関連する事業活動を行う企業を指して、フィンテック企業と呼ぶこともあるのです。

フィンテック企業は既存の金融機関との共生型と、市場を奪う競合型に分類され、自身が金融ビジネスを行うパターンと金融機関にシステムを提供するソリューションビジネスを行うパターンが存在します。国内では、クラウド(データセンター)、ビッグデータ、AIなどのITトレンドの指向が強いとされています。

読み方

フィンテック・ふぃんてっく

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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