為替手数料
2018.06.20
為替手数料とは、持っている通貨を外貨に交換する際(為替取引)などに発生する手数料のことをいいます。「為替コスト」とも呼ばれ、外貨を金融機関と売買する際にかかるコスト(=通貨交換の際に支払う手数料)です。それぞれ金額が決められており、金融機関に対して支払います。
具体的には、外貨現金、トラベラーズチェック(T/C)、外貨預金、外貨MMF、外国債券、外国投信、外国株式、外国為替証拠金取引(FX)などにおいて、円から外貨または外貨から円、および外貨から外貨に替える際に必ず発生します。
FX取引では、口座種類にもよりますが、為替手数料が無かったり、銀行よりも圧倒的に低かったりするのが特長のひとつです。為替手数料がないことで大きな額での取引が可能となります。
為替手数料は、システム運営費や人件費など、金融機関の費用に充てられています。
為替手数料の特徴として、通貨の種類によって金額が異なることが挙げられます。例えば、1ドルに対し為替手数料1円というように支払う金額が上乗せされます。外貨両替はもちろん、外貨預金、外国債券、FXなどの取引にも通貨に合わせて為替手数料は発生します。
また、銀行の窓口や空港で外貨に替える場合と、ネット銀行やFXの取引で外貨に替える場合など、外貨を替える場所によって金額の相場が異なるのが為替手数料の大きな特徴です。
読み方
カワセテスウリョウ・かわせてすうりょう
同意語