利金
2018.07.28
利金とは、預かったお金を運用して得た運用益のうち、ある一定の割合に基づいて預けた人に支払われる対価のことです。
よくある例としては、銀行における預貯金から生じる利息で、これも銀行が預かったお金を企業や個人に貸し付けたり、投資に回したりして得られた収益の中から預金者に分配しています。
また、各銀行は中央銀行(日本では日本銀行)にお金を預けているため、中央銀行が発表する政策金利も利金に対して影響を与えています。
利金に似た言葉として「利回り」がありますが、こちらは債権などのように市場で売り買いされるため、投資価格が変動するものに対してよく使われ、投資元本に対する収益割合を指します。それに対して、利金は普通預金などのように元本が変動しないものに対して使われるといった特徴があります。
読み方
リキン・りきん