FXお勧め通貨と海外FX取引に重要なダウ平均とは?外貨預金との違いは?
海外FX初心者のお役立ち情報
FXで利益をあげるためには、どの通貨を選ぶかが重要になります。特に初心者のうちはご自身の取引方法にあった通貨がわからず、苦労することもあるでしょう。また、為替の変動で利益が得られる外貨建て投資に興味がある人の中には、外貨預金を検討する人もいるでしょう。ここでは、FX取引でお勧めの通貨と海外FXで利益を倍増させるために必要不可欠なダウ平均について、そして外貨預金とFX取引のリターンとリスクの違いをご紹介します。
FX初心者でも利益を上げられるお勧め通貨
初心者向けのお勧め通貨は?
FX初心者が通貨を選ぶ場合、「長期保有」を前提として通貨ペアを選択すると良いでしょう。デイトレードやスキャルピングといった短期売買は、経験や勘、反射神経が必要なタイトな取引方法で初心者にはハイリスクとなる場合があるからです。
なお、初心者のうちは情報量も少ないでしょうから、通貨ペアに必ず日本円を含む方法をお勧めします。国内に在住していれば日本の経済ニュースや細かい国内の状況も理解しやすく、情報を集める手間が省けるからです。
さて、それでは実際に通貨ペアを見ていきましょう。まずはFX初心者が必ず注目すべき指標ともいえる、「米ドルと円」の通貨ペアです。米ドルは一時の勢いはないものの、いまだに世界の基軸通貨(取引の中心であり基本的な物差しである通貨)であることに変わりありません。また、米ドルと円の通貨ペアは値動きが比較的穏やかで、長期保有に向いていることからも一度は取引をお勧めする通貨ペアとなります。
次のお勧め通貨ペアは「豪ドルと円」もしくは「NZドルと円」です。これは主に「スワップ金利」での利益を狙った長期保有に向いている通貨ペアと言えます。スワップ金利とはその名の通り通貨間の金利差を利益として受け取るものです。日本円は非常に金利が低く、主要通貨の中には日本円よりも金利が高い通貨が多く存在しています。
豪ドル(オーストラリアドル)やNZドル(ニュージーランドドル)は、米ドルに比べて多少値動きがあるものの、比較的安定した通貨の部類に入るでしょう。また、NZドルは取引レートが低く、少ない証拠金でも取引が開始できることも、初心者に向いている理由の一つです。
通貨ペアとともにFXブローカー選びも重要
初心者であれば、どのFXブローカーが良いのか悩むこともあります。国内のFXブローカーは基本的に独自のトレードシステムを採用しており、ブローカーによって「約定率」や「約定力」が変わります。競争が激しい現在はどのブローカーも優劣をつけがたいのですが、それでもシステムに使われている技術は異なりますし、それぞれに慣れが必要です。
一方、海外FXでは、基本的なトレードシステムは共通で「MT4」や「cTrade」と呼ばれるプラットフォームで稼働しています。また、FXの醍醐味であるレバレッジにも国内のような25倍規制がありません。一概に海外FXブローカーがすべて優れているとは言いきれませんが、選択肢として検討する価値は十分にあります。FXプラスのような情報サイトで、是非情報を集めてみてください。
海外FX利益倍増計画!ダウ平均の特徴と読み方のポイント
ダウ平均やNYダウって一体何のこと!?特徴を解説!
ダウ平均やNYダウとは、正確にはダウ平均株価と言い、アメリカの経済ニュース通信を行っている企業である、ダウ・ジョーンズ社が提供しています。アメリカ合衆国内の上場企業、つまり、銘柄を選出し、平均化した数値です。
1つ1つの企業を見るだけではアメリカ経済全体の動きを把握することは難しいものですが、厳選されて有名企業の株価数値が平均化されています。経済に影響を及ぼす株価がどうなっているのか、また、その動きを確認することができるので便利です。日本にも、日経平均株価がありますが、海外FXトレーダーなら海外の情報も取り入れるようにしたほうが良いでしょう。
アメリカのダウ平均には、工業株30種平均や公共株40種平均、輸送株20種平均があります。NYダウは、ダウ平均とほぼ同義ですが、基本的には工業株30種平均のことを指しており、Appleやマクドナルド、ナイキなどの有名企業で構成されているので、信頼性の高い情報源だと言えるでしょう。
NYダウと言っても、基本的に世界進出している企業で構成されているため、株取引に限らず、為替市場、つまり、海外FXにも影響する情報になります。
海外FXで活かすために!読み方のポイントって?
シンプルですが、ダウ平均を海外FXで活かすなら、毎日チェックを欠かさないことが必要不可欠になります。ドル円での取引を行っているのならNYダウと日経平均株価をチェックするようにしましょう。
読み方に関しては株価指数が下がっているのか、もしくは上がっているのかを見ていき、そこから現在はどのような流れになっているのかがわかれば、ポジションの取り方についてもある程度の予測ができるようになります。それぞれを見ていくだけではなく、実際に比較してみて、どちらのほうが優位な状況にあるのかも見ておくといいでしょう。
ユーロやイギリスポンドなど、他の通貨での取引を行っているのなら、該当する国のダウ平均を見ていくとわかりやすいです。
ただ、ドル円以外に至っても、海外進出している企業が多いNYダウの株価が影響する可能性があると考えられます。その場合は、3ヶ国分の株価をチェックし、比較した上での予測を立てていきましょう。そうすれば、FXチャートを見ているだけではわからなかった動きも把握できてきます。これによって、勝率を上げ、利益を倍増させることも決して難しくないでしょう。
FXと外貨預金はどちらが利益を出しやすい?リスクとリターンを比較!
外貨預金とFX取引ではどちらがリターンは大きい?
外貨預金とFX取引を比較する場合、まずリターンの違いに注目する必要があります。外貨預金とは、外貨を購入し預金することで、満期までの期間中に外貨ベースで固定利率の利息がもらえる取引です。
満期になると預金した資金は外貨ベースで元本保証され戻ってきます。つまり、利息を円換算した分と元本分の為替差損益によってリターンが決まるのです。外貨を購入するときと元利金を円換算するときに為替手数料を負担する必要があります。
一方、FX取引は証拠金をFXブローカーに預け、その何倍かの金額で取引を行います。これを、レバレッジをかけるといいます。その後、為替レートの変動を見ながら売買を行い、為替差益を得ます外貨を保有している期間中は、通貨ペアの金利差分のスワップポイントと呼ばれる利息見合いも手にできます。
レバレッジをかけるため、自己資金として差し出した証拠金が少額でも大きな金額の取引ができますので、大きなリターンを得られる可能性があります。スプレッドと呼ばれる為替手数料に相当するコストは、外貨預金と比較するとかなり小さいという特徴もあります。
外貨預金とFX取引のリスクの違いも理解しよう
外貨預金のリスクは金融機関の破綻を除けば、為替差損を被るリスクだけだと考えられます。利息は外貨ベースで確定利回りが保証され、元本は外貨ベースでは必ず元に戻ってきます。そのため、外貨建て投資の中ではリスクは小さいといえるでしょう。為替手数料のコストは、他の外貨建て投資と比較すると高めです。
一方、FX取引のリスクは、レバレッジの倍率を上げれば上げるほど大きくなります。倍率と為替変動の度合いによっては、投資元本にあたる証拠金を上回る損失が発生することもあり得ます。しかし、このリスクはある程度抑えることが可能です。国内FXであればロスカット、海外FXであればゼロカットシステムを活用することで予想外の損失拡大を避けることができます。
リターンを大きくしてリスクを抑えながらFX取引をすれば、外貨預金よりもかなり有利な外貨建て投資ができるはずです。外貨建て投資を始めようと考えている人は、ゼロカットシステムが使える海外FX取引からはじめてみることをお勧めします。