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2023年6月、海外FX業者Exness(エクスネス)の「日経225(JP225)」と「リップル(XRP)」の取引が、「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」でも可能になりました。
これまでは「スタンダード口座」「プロ口座」のみでの取引が可能でしたが、口座タイプの追加でより幅広いトレードスタイルに柔軟に対応できるようになります。
この記事では、Exnessの日経225とリップルの取引条件に加えて、それぞれの銘柄の価格に影響を及ぼす可能性が高い要因について詳しく解説していきます。
この記事の目次
ExnessでJP225とXRPを取引可能な口座タイプが拡大
Exness(エクスネス)ではロースプレッド口座とゼロ口座において、これまで取引できなかった日経225(JP225)とリップル(XRP)が取引銘柄に加わりました。
日経平均株価は2023年初来以降急上昇中であり、トレーダーからの関心が高まっています。2023年4月9日に日銀総裁が植田和男氏になったことで、今後の金融政策に影響を受けた価格変動にも注目です。
リップルは、リップル社が開発した銀行間送金向けの仮想通貨です。2020年12月より米国の証券取引委員会(SEC)との裁判が進行中であり、その結果がリップル価格に非常に大きな影響を与えることが予想されています。
ロースプレッド口座とゼロ口座の特徴
Exness(エクスネス)口座は「スタンダード口座」「プロ口座」の2つのカテゴリに分かれていて、それぞれの口座カテゴリ内でいくつかの口座タイプが用意されています。
今回日経225(JP225)とリップル(XRP)が追加されたロースプレッド口座とゼロ口座は、プロ口座カテゴリに該当します。
Exnessの口座タイプカテゴリ
カテゴリ | 特徴 |
スタンダード口座 |
取引手数料がかからず機能が豊富な、初心者を含むすべてのトレーダーに最適な口座タイプです。
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プロ口座 |
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スタンダード口座 |
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取引手数料がかからず機能が豊富な、初心者を含むすべてのトレーダーに最適な口座タイプです。
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プロ口座 |
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ロースプレッド口座、ゼロ口座どちらもスプレッドの狭さが特徴ですが、総合的な取引コストで見ればプロ口座が最も優秀です。
ただし、プロ口座では取引手数料が発生しないため、手数料を経費にすることはできません。一方、ロースプレッド口座やゼロ口座では取引手数料を経費として申告することで控除が受けられるのがメリットです。
Exnessの各口座タイプの詳細については以下のリンクからご確認ください。
Exnessでは豊富な銘柄を取り扱っている
Exness(エクスネス)では口座タイプだけでなく、銘柄の種類も充実しています。Exnessが取り扱う銘柄カテゴリは以下の通りです。
Exnessの銘柄ジャンル
- 外国為替
- 貴金属
- エネルギー
- 株価指数
- 仮想通貨
- 株式
それぞれの金融商品カテゴリ内の銘柄も充実しているため、市場の注目度が高い旬な銘柄を選択してお取引いただけます。
また、Exnessは特定の銘柄においてスワップが発生しない「スワップフリー」を設定しています。スワップフリーではスワップによるコストが発生しないため長期的なトレードがしやすくなります。
Exnessのスワップフリーには初期段階の「スタンダードスワップフリー」と、取引量に応じてアップグレードされる「拡張スワップフリー」の2つがあります。
リップル(XRP)はスタンダードスワップフリーに該当するため、どなたでもスワップによるコスト無しで保有できるのが嬉しいポイントです。
日経225(JP225)の取引条件と主な変動要因
Exness(エクスネス)で日経225(JP225)をお取引する際の条件を確認しておきましょう。
Exness日経平均株価(JP225)の取引条件
レバレッジ | 取引時間 | 最小ロット | 契約サイズ |
200倍 | 月曜8:00~土曜5:00(夏時間) 月曜9:00~土曜6:00(冬時間) |
1ロット | 1契約 |
レバレッジ | 200倍 |
取引時間 |
(夏時間)
月曜8:00~土曜5:00 (冬時間)
月曜9:00~土曜6:00 |
最小ロット | 1ロット |
契約サイズ | 1契約 |
続いて、日経225に影響を与える要因について解説します。
日経225に影響を与えるであろう要因
日本銀行(日銀)は、2023年4月に植田和男氏が新総裁に就任し、新体制がスタートしました。現時点では、新体制でもこれまで続いた異次元と称される金融緩和政策を維持させる方針です。
異次元緩和とは、通常の金融政策の枠組みを超えて行われる大規模な金融緩和策を指します。具体的には、デフレ脱却を目指した低金利政策や、大量の債券の購入など株式市場の資金量を大幅に増やすことを戦略としています。
賃金上昇を伴う形で2%の物価安定の目標を持続的に実現するという目標も変わりません。
しかし、今後異次元緩和が解除されるか維持されるかが、日経平均株価に大きな変動要因になるでしょう。
今後のシナリオとして、以下のケースを考えてみます。
日経平均株価に影響を与えるシナリオ
- 異次元金融緩和が段階的に緩和する場合
- 異次元緩和を維持しつつも出口戦略を段階的に提示していった場合
異次元金融緩和が段階的に解除する場合
異次元緩和の目的は、金利を下げることで資金供給量を増やし、デフレ経済からの脱却をすることです。
具体的には2%の物価上昇の達成を目標にしていましたが、実現は難しいため段階的に解除されるというシナリオがあります。
異次元金融緩和を解除する場合、金利の上昇により株式市場からの資金流出が生じ、企業の資金調達が難しくなると予想されます。
株式市場からの資金流出が始まれば、日経平均株価の下落や、日銀が保有する巨額の資産の売却に伴う市場の混乱が起こる可能性があります。
異次元緩和を維持しつつも出口戦略を段階的に提示する場合
異次元緩和政策を維持しつつ、段階的に出口戦略を提示していく場合、市場参加者は具体的な出口戦略に対して注視するでしょう。
出口戦略(Exit Strategy)は、緩和政策や他の緊急対策を終了し、段階的に通常の金融政策に修正して正常化させることを指します。長期間にわたる異次元緩和は市場の歪みやリスクを引き起こす可能性があるため、正常化が必要とされています。
異次元緩和の維持している段階では、これまで通り日銀は金融市場への資金供給を継続し、景気回復や物価上昇を支える役割を果たすと考えられます。
一方で、日銀による出口戦略の段階的な提示・実施により、日経平均株価が大きく変動する可能性が高まります。
したがって、シナリオを想定しつつ大まかな方向性を確認した後、チャート上の値動きを分析するなどして売買のタイミングを計る必要があるでしょう。
日経225の過去5年間値動き
以下は日経平均株価(JP225)の過去5年間のチャートです。
過去5年で日経平均株価は以下のような動きを見せました。
日経平均株価の推移
- 2020年3月に付けた15,000円付近の安値から、2021年には30,000円付近まで上昇しています。
- 2022年には下限を24,000円~25,000円、上限を28,000円~29,000円とするレンジを上抜けています。
- 2023年に入ってから持続的に上昇しており、6月時点では日足を含む全ての長期足で強い上昇トレンドが発生しています。
全体として上昇トレンドにあります。金融政策を意識しながら、今後の日経225の価格動向を占う必要があるでしょう。
リップル(XRP)の取引条件と主な変動要因
Exness(エクスネス)でリップル(XRP)をお取引する際の条件を確認しておきましょう。
Exnessリップル(XRP)の取引条件
レバレッジ | 取引時間 | 最小ロット | 契約サイズ |
200倍 | 24時間年中無休 | 20ロット | 1 XRP |
レバレッジ | 200倍 |
取引時間 | 24時間年中無休 |
最小ロット | 20ロット |
契約サイズ | 1 XRP |
仮想通貨にしては高めの最大レバレッジ200倍を利用することができます。最小ロット数は20ロットで契約サイズは1XRPなので、20リップル(2023年6月現在の価格は1,400円)から取引可能です。
また、FX通貨ペアとは異なり24時間年中無休で取引できることがメリットです。続いては、リップルに影響を与える要因について確認してみましょう。
XRPに影響を与えるであろう要因
リップル(XRP)は、リップル社が提供する国際送金システム内で使われる仮想通貨です。2023年6月時点で全仮想通貨の中で時価総額6位を誇ります。
今後リップル(XRP)に影響を与えるであろう大きな要因として、リップル社と米国の証券取引委員会(SEC)裁判の行方があります。
リップル社とSECの裁判の行方
リップル(XRP)は2020年12月に米国の証券取引委員会(SEC)から提訴されました。
SECはリップルが「ハウェイ基準」と呼ばれる投資契約の定義を満たしており、証券としてリップルを販売していたと主張しています。
一方、リップル社はリップルは取引時に契約が締結されていないため、投資契約に該当せず、ハウェイ基準を満たしていないと主張しています。
XRPのシナリオの一例
裁判結果はリップル(XRP)だけでなく、仮想通貨業界全体へ大きな影響が出ると考えられます。
そこで、「リップル社が裁判に勝った場合」「SECが裁判に勝った場合」それぞれのシナリオを想定しておきましょう。
リップル社が裁判に勝った場合
リップル社が裁判に勝った場合、リップル(XRP)は証券ではなく通貨として認められることとなるため、リップルにとって大きなメリットになります。
リップルは証券法の制約から解放され、より自由に取引され、国際送金や決済の利用が増加し、リップルの価値はより高まると考えられるからです。
裁判の与える大きなインパクトにより群集心理が働き、リップルが高騰する可能性もあります。
SECが裁判に勝った場合
SECが裁判に勝った場合、SECの主張通りリップル(XRP)は証券として扱われるため、米国の仮想通貨取引所で売買できなくなる恐れがあります。
結果、リップルの取引や流通は制限され、リップルによる国際送金や決済利用は急減し、価値低下につながるでしょう。
さらに、リップルだけでなく他の仮想通貨にも規制当局の影響が及ぶことで、仮想通貨業界全体に逆風が吹く可能性があります。
リップルのこれまでの値動き
これまでのリップルは以下のような価格変動がありました。
リップルの価格推移
- 2017年のビットコインバブルに触発され、リップル(XRP)も2018年に約3.3ドルの高値を付けていますが、2020年には0.13ドルの安値まで下落しています。
- 2021年に再び急騰し、2ドル近く上昇していますが一過性であり、すぐに急落しました。
- 2023年には0.36ドル付近を下限、0.6ドル付近を上限とするレンジで推移しています。
リップルのボラティリティは高く、今後も荒い値動きが予想されます。
Exnessのゼロカットで安心
Exnessでのお取引であれば、ゼロカットが適用されるため、残高がマイナスになっても追加証拠金を求められることはありません。リスクの高い仮想通貨を取引したとしても、リスク上限は自己資金に抑えることができます。
Exnessで話題の銘柄を取引
Exness(エクスネス)の日経225(JP225)とリップル(XRP)が、ロースプレッド口座とゼロ口座でもお取引いただけるようになりました。
どちらも大きな値動きが予想される注目の銘柄ですので、大きな利益を狙うチャンスです。
Exnessでは豊富な銘柄をハイスペックな取引条件で取り扱っています。Exnessの優れた取引環境を、ぜひお取引にお役立てください。