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MYFX Markets(マイエフエックス マーケット)が取引プラットフォーム「cTrader」の提供を停止しました。今後は、MetaTrader4(MT4)のみを取引プラットフォームとして引き続き提供していくようです。
MYFX Marketsは2013年から運営を開始しています。日本語対応を始めてからはまだ日が浅い同社ですが、2021年には取引条件などの大幅な変更を行い、日本のユーザーが使いやすいように日々変化を続けています。
MYFX MarketsがなぜcTraderの提供を停止したのか、本記事では提供停止の理由と取引プラットフォームについて解説していきます。
この記事の目次
MYFX MarketsがcTrader提供停止した理由
革新的なプラットフォームとして支持されているcTraderが、なぜ提供停止となってしまったのでしょうか。
今回、cTraderの提供が停止された理由をMYFX Marketsの担当者に理由をお聞きしました。
cTrader提供停止の背景は?
MYFX MarketsのcTrader提供停止の理由として、以下の三つの理由があったようです。
- cTraderの利用者が増えない
- cTraderを利用してもMT4の口座へ戻るユーザーが多い
- cTraderの維持管理費とユーザーの利用率の折り合いが悪い
ほとんどの海外FX会社は、取引プラットフォームとしてMT4やMT5を提供しているため、日本のユーザーはこれらの操作に慣れている人が多いのが現状です。
慣れないプラットフォームということで、操作ミスでお金を減らしてしまう事への恐怖心もあるのでしょう。そのため、自然とcTraderよりも使い慣れたMT4を選ぶ人が多い傾向にあったようです。
cTraderは優秀なプラットフォームですが、採用している業者が少ないために、日本ではcTraderの知名度はそれほど高くないというのも影響しているのかもしれません。
cTraderってどんなプラットフォーム?
そもそも、今回提供停止となったcTraderとは、どのようなプラットフォームなのでしょうか。
cTraderは、イギリスの会社Spotware System Ltdが開発したFX取引用プラットフォームです。MT4/5と比較すると直感的な操作性に優れていて、多様な時間足表示や一括決済などMT4/5にはない、たくさんの便利な機能を備えています。
特に注目したいのは、cTraderは透明性の高いNDD ECN方式専用のプラットフォームであることです。
「NDD ECN方式専用」と言うことから分かるように、cTraderを導入できるのはNDD ECNブローカーに限られるため、導入している業者ではDD方式ではないという一定の安心感を持ってトレードをすることができます。
MYFX MarketsがcTraderを導入していたということは、真のNDDECNブローカーであるという事になりますね。
MT4とcTraderの特徴に違いはあるの?
それでは次に、MT4とcTraderの特徴を比較していきましょう。cTraderの提供が停止された後、MYFX Marketsでは現在MT4をプラットフォームにした2口座を提供しています。
では、現在MYFX Marketsで使用できるMT4とcTraderではどれほど性能面に差があるのでしょうか。下記の表で比べてみましょう。
cTrader | MT4 | |
時間足 | 1m・2m・3m・4m・5m・6m・7m・8m・9m・10m・15m・20m・30m・45m・1h・2h・3h・4h・5h・6h・8h・12h・D1・D2・D3・W1・MN | 1m・5m・15m・30m・1h・4h・D1・W1・MN |
売買比率 | 見れる | 見れない |
カスタム インジケーター |
1,000種類程度 | 5,000種類以上 |
自動売買 | 300種類程度 | 500種類以上 |
同時決済 | できる | できない |
操作性 | 直感的に操作できる | 慣れが必要 |
cTrader | |
時間足 | 1m・2m・3m・4m・5m・6m・7m・8m・9m・10m・15m・20m・30m・45m・1h・2h・3h・4h・5h・6h・8h・12h・D1・D2・D3・W1・MN |
売買比率 | 見れる |
カスタム インジケーター |
1,000種類程度 |
自動売買 | 300種類程度 |
同時決済 | できる |
操作性 | 直感的に操作できる |
MT4 | |
時間足 | 1m・5m・15m・30m・1h・4h・D1・W1・MN |
売買比率 | 見れない |
カスタム インジケーター |
5,000種類以上 |
自動売買 | 500種類以上 |
同時決済 | できない |
操作性 | 慣れが必要 |
cTraderがMT4と比べて優れている点として、多様な時間足表示や注文の一括決済ができることが上げられます。MT4では限られた時間足表示しかできないので、チャート分析はTradingviewを利用している方も多いですね。
カスタムインジケーターや自動売買システムは普及率の高いMT4の方がはるかに多いため、カスタマイズの自由度はMT4のほうが高いと言えるでしょう。
MT4であってもECN方式でトレードが可能なこと、一括決済はMT4へも導入可能なことを考慮すると、時間足表示は限定されてしまうものの機能面ではそこまで大きな違いはありません。
MT4に慣れ親しんでいる日本のユーザーにとって、cTraderの提供停止の影響はそれほど大きいことではないのかもしれませんね。むしろ、MT4の提供に絞ることでサービスの質が高まる事や、今後のMT5導入に期待しましょう。
MT4などの取引プラットフォームを選ぶポイントは?
取引プラットフォームにはMetaTrader、cTrader、Tradeviewの採用するCurrenexや、Exnessの提供するExnessターミナルなど様々な種類がありますが、一体どのプラットフォームを選択するのが正しいのでしょうか。
プラットフォームによる違いは自分好みに「カスタム」できるかどうか
取引プラットフォームには、好きなインジケーターを配置したり、分析ツールを利用したりと自分好みにカスタマイズができるという特徴があります。
もともとプラットフォームに内臓されている物のほかに、トレーダー自身が独自のインジケーターや自動売買システム(EAなど)を作り、プラットフォームに反映させることもできるのです。
特に、MT4は世界中で最も利用されているプラットフォームであり、無料や有料で配布されているインジケーターやEAなどの様々なツールが豊富なため、ユーザーが最も自分の使いやすいようにプラットフォームをカスタマイズできるというメリットがあります。
一方で海外FX業者独自のプラットフォームや、cTraderのような普及率の低いプラットフォームでは、インジケーターやEAなども少数で選択肢が限られてしまうため、拡張性の面でMT4に大きく劣ります。
MT4は汎用性・拡張性が高いプラットフォーム
取引プラットフォームは、取引するごとに毎回必ず使うものですから、自分にとって使いやすいことが一番重要です。最低限の機能が備わっていればいいという方にはExnessターミナルなどで充分ですし、一括決済が必要と思えばcTraderを選択するのも良いでしょう。
しかし、先ほど述べたようにMT4は拡張性が高いため、cTraderのような一括決済ツールを導入することもできます。さらにカスタマイズすることで、建値に水平線を表示したり、日本時間を表示したり自分だけの便利な取引ツールにすることができます。
MT4ひとつで多くの事をこなせてしまうので、プラットフォームの選択に迷ったらまずはMT4を利用してみると良いでしょう。
プラットフォームで業者を選ぶポイントってあるの?
現在、ほとんどの海外FX会社は取引プラットフォームとしてMT4やMT5を採用しています。
トレード環境と直結しているプラットフォームが自分にとって使いやすいかどうか、というのはトレード成績に直結してきます。一度、MT4の操作に慣れてきているのならMT4を採用している業者を選ぶと、トレードスタイルが崩れず、スムーズに口座を移行することができますね。もちろん、海外FXを利用する上で安全面も十分に考慮する必要があります。そのため、海外FX業者選びの際には以下の2点に注目してみるのがいいでしょう。
- 使いやすいプラットフォーム
- 信頼性がある会社である
運営実績があり、金融ライセンスを取得している、といった信頼性がある会社であることを確認することは必須ですが、どのようなプラットフォームを使っているか、という点に注目して海外FX業者を選ぶことも快適なトレードを続けるために重要です。
cTraderや独自開発のプラットフォームなど、自分の使いやすいプラットフォームを見つけてみるのも面白いかもしれません。
NDD ECN方式は透明性が高く約定力に優れている
MYFX Marketsが採用しているNDD ECN方式という約定方法は、海外FX業者の中でも一部の限られた業者が採用している約定方式で、ブローカーの介入がないため透明性の高い事が特徴です。
ECN方式は「Electronic Communications Network(電子私設取引システム)」の略称で、直接市場に注文を流す方法の中でも、専用のシステムを使って機関投資家やFX業者、金融機関との直接取引をすることができます。
取引手数料はかかりますが、大口の顧客との取引になりますので流動性が高く約定力に優れています。
MYFX Marketsが採用しているNDD ECN方式は、スプレッドが狭く約定力が高いため、とくに短期トレーダーに好まれます。
MYFX Marketsではスキャルピングや短期売買などに取引制限がないため、NDD ECN方式の約定方法を活かしたトレードがしやすい環境といえるでしょう。
MYFX Marketsは日本人の扱いやすいNDD ECNブローカー
MYFX Marketsは2013年に運営を始めた海外FX業者です。日本での運営を開始して間もない業者ですが、日本語対応のサポートも充実しています。
トレード環境は、最大レバレッジ500倍や約定方法がNDD ECN方式であることなどから、他の業者に引けを取らないといえるでしょう。
最大レバレッジ500倍と低スプレッドで業界トップ水準
cTraderの提供を終了し、現在MYFX Marketsで開設できる口座のタイプはスタンダード口座とプロ口座の2種類です。どちらもMT4をプラットフォームとしています。
どちらも口座残高500万円まで最大レバレッジ500倍で取引することができます。また、2021年に口座への初回最低入金額の規定がなくなったために、少額でのトレードが可能になりました。
NDD ECN方式のメリットである、低スプレッドにも定評があります。
業界最高水準狭スプレッドである0.0pipsからトレード可能で、FX商品、CFD、コモディティなど幅広い商品のスプレッドが狭く設定されています。
スタンダード | プロ | |
スプレッド | 0.6pipsから | 0.0pipsから |
手数料 | 無料 | 3.5ドル(片道1ロットあたり) |
初回最低入金額 | なし | なし |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
スタンダード | |
スプレッド | 0.6pipsから |
手数料 | 無料 |
初回最低入金額 | なし |
最大レバレッジ | 500倍 |
プロ | |
スプレッド | 0.0pipsから |
手数料 | 3.5ドル(片道1ロットあたり) |
初回最低入金額 | なし |
最大レバレッジ | 500倍 |
2020年頃から積極的にキャンペーンを開始し、キャッシュバックやボーナスのサービス提供も行っており、日本のユーザーが使いやすい環境を整えつつあります。
高い約定力と信頼性で安心なトレード環境を提供
MYFX Marketsの運営会社は、AXIS INC.といい、セントビンセント・グレナディーン金融庁の金融ライセンスを保有しています。
MYFX Marketsでは、ニューヨーク(NY4)や東京(TY3)をはじめ世界各地にデータセンターを設置しており、安定した高速取引ができる環境を整えています。
また、MYFX MarketsのサポートではLINEによる問い合わせにも対応しています。その他にも電話、メール、問い合わせフォーム、ライブチャットなど様々な問い合わせ方法が用意されていて、カスタマーサービスに力をいれていることが分かります。
MYFX MarketsはNDD ECN方式のハイレベルな取引環境を提供し、充実したカスタマーサポートにより、トレーダーが安心してトレードできるブローカーと言えるでしょう。
MYFX MarketsならMT4だけでも快適に取引可能
cTraderの提供を停止して、取引プラットフォームがMT4一本となったMYFX Marketsですが、元より取引環境に定評のあるブローカーであったため、今回のcTrader提供停止は既存のユーザーにとっても大きな問題とはならないでしょう。
MYFX MarketsはNDD ECN方式で透明性の高いトレード環境を提供していて、日本語でのサービスをスタートさせる前からそのトレード環境の良さは一部のトレーダーから噂されていました。
日本での知名度はまだ低いかもしれませんが、幅広い金融商品を低スプレッドでトレードできて、取引条件が丁寧に整えられている信頼できる海外FX会社といえます。
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