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大手海外FX業者Titan FX(タイタン FX)は2022年5月17日、仮想通貨(暗号資産)CFD銘柄に5種類10銘柄の新規追加を行いました。
新たに追加されたのは、カルダノ/エイダコイン(ADA)、アバランチ(AVAX)、ドージコイン(DOGE)、マティック/ポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)と、いずれも時価総額が高く、多くの注目を集めている仮想通貨です。
この記事では、Titan FXに新たに追加された仮想通貨CFD銘柄の特徴から、Titan FXの仮想通貨CFD取引条件まで広く解説しています。
新規追加された銘柄が気になる方や、仮想通貨取引に興味をお持ちの方に読んでいただきたい内容です。
Titan FXに新たに追加された銘柄の特徴
今回、Titan FX(タイタン FX)に追加された銘柄と特徴は以下の通りです。
今回Titan FXに追加された仮想通貨と特徴
名称 | 特徴 |
カルダノ/エイダコイン(ADA) | 分散型アプリケーションの開発プラットフォームカルダノで利用 |
アバランチ(AVAX) | イーサリアムの座を奪う可能性のある「イーサリアム・キラー」として目されているアバランチで利用 |
ドージコイン(DOGE) | インフルエンサーの発言で価格が大きく動く、ネット上のネタから作られた「ミームコイン」 |
マティック/ポリゴン(MATIC) | イーサリアムのサイドチェーン「ポリゴン」のガバナンストークン |
ソラナ(SOL) | 処理速度の速さや取引コストの安さを特徴とするソラナで使われる |
カルダノ/エイダコイン(ADA) |
分散型アプリケーションの開発プラットフォームカルダノで利用される |
アバランチ(AVAX) |
イーサリアムの座を奪う可能性のある「イーサリアム・キラー」として目されているアバランチで利用される |
ドージコイン(DOGE) |
インフルエンサーの発言で価格が大きく動く、ネット上のネタから作られた「ミームコイン」 |
マティック/ポリゴン(MATIC) |
イーサリアムのサイドチェーン「ポリゴン」のガバナンストークン |
ソラナ(SOL) |
処理速度の速さや取引コストの安さを特徴とするソラナで使われる |
それぞれのポイントを、1つずつ解説していきます。
カルダノ/エイダコイン(ADA)
カルダノ/エイダコイン(ADA)は、分散型ブロックチェーン「カルダノ(Cardano)」で使われる仮想通貨です。
カルダノの特徴
- 分散型アプリケーション(Dapps)の開発を行える
- コンセンサスアルゴリズムにPoSを使用
- 独自のスマートコントラクト
- 2022年5月の時価総額ランキングは7位
カルダノは、分散型アプリケーション(Dapps)の開発や、スマートコントラクトの実行を目的とするプラットフォームです。
コンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しており、マイニングを必要としません。
また、カルダノでは、イーサリアムとは処理方式の異なる独自スマートコントラクトによって、契約が自動で実行されます。
スマートコントラクトとは、あらかじめ決められたルールにのっとって、ブロックチェーン上の契約を自動で実行する仕組みのことです。イーサリアムなど多くの仮想通貨上でスマートコントラクトは実装されています。スマートコントラクトには管理者が存在しないため、仮想通貨の特徴である非中央集権性を保っています。
アバランチ(AVAX)
アバランチ(AVAX)は、分散型金融プラットフォーム「アバランチ(Avalanche)」ブロックチェーンで使用される仮想通貨です。
アバランチの特徴
- 高速トランザクション、低コスト
- イーサリアムとの互換性あり
- 2022年6月時点の時価総額14位
「アバランチ(Avalanche)」は高速トランザクション(取引の処理)、低コストを特徴としており、イーサリアムに取って代わる可能性のある「イーサリアムキラー」として注目されています。
イーサリアムキラーとは、イーサリアムが抱える諸問題を解決し、イーサリアムの地位に代わる可能性がある仮想通貨のことを指します。イーサリアムは、ブロックチェーンの処理能力の限界によって、手数料の高騰や取引の遅延などのスケーラビリティ問題を抱えています。それらを解決できるよう、主に高速のトランザクションや低コストに設計された仮想通貨がイーサリアムキラーと呼ばれます。
アバランチは、1秒間に最大で4,500ものトランザクションを処理できると公表しています。ビットコインの1秒間のトランザクション数が最大で7、イーサリアムが14ですので、4,500を記録するアバランチはかなり高速と言えるでしょう。
また、アバランチはイーサリアムとの互換性があります。EVM(イーサリアム仮想マシン)が実装されており、イーサリアムでのdAppをアバランチで利用可能です。
ドージコイン(DOGE)
ドージコインは、2013年に開発された仮想通貨で、ビットコインのパロディとして作られました。ライトコイン(LTC)をベースとしています。ネット上のネタ(ミーム)「柴犬」から誕生したことを由来として、「ミームコイン」と呼ばれます。
ドージコインの特徴
- 特別な機能はない
- ネット上のネタをモチーフにした「ミームコイン」
- ネット上で話題になって価格が上昇する
- 2022年6月の時価総額ランキングでは10位
- 流通量が多い
ドージコインには特別な機能は無く、それ自体には特筆するべきメリットはありません。しかし、インフルエンサーなどの発言やネット上で話題になることで大きく価格が上昇する傾向があります。
具体的には、2021年5月にイーロンマスク氏が話題にしたことをきっかけに、時価総額が大きく上昇しました。その後も上昇し続け、2022年6月における時価総額ランキングでは10位に位置するほど規模を拡大しています。
ドージコインはビットコインとは違い、発行上限が定められていません。そのため、流通量が非常に多いことが特徴です。
マティック/ポリゴン(MATIC)
マティック/ポリゴン(MATIC)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目指す、「ポリゴン」ブロックチェーンで利用される仮想通貨です。
マティックの特徴
- イーサリアムのレイヤー2ソリューション
- 高速かつ低コストで取引可能
- 2022年6月の時価総額ランキングでは17位
ポリゴンは、イーサリアムブロックチェーン上で機能している、「レイヤー2ソリューション」です。ポリゴンが、イーサリアムの処理を手助けすることにより、高速トランザクション、低コストが可能になっています。
レイヤー1とレイヤー2とは?
ブロックチェーンには、レイヤー1ブロックチェーンとレイヤー2ブロックチェーンが存在します。レイヤー1は、ブロックチェーンのベースで、全てのトランザクションの基盤となるものを指します。一方でレイヤー2は、他のブロックチェーン上に構築されているものを指します。マティック/ポリゴンのように、イーサリアム上に構築された仮想通貨であればレイヤー2です。
ソラナ(SOL)
ソラナ(SOL)は分散型アプリケーションの開発を支えることを目的としたプラットフォーム「ソラナ」で扱われる仮想通貨です。
ローンチから約1年半の2022年初頭に時価総額ランキング9位に位置するなど、高い注目を 集めています。
ソラナの特徴
- PoHというコンセンサスアルゴリズムを採用
- 取引の高速処理、低コストの送金
- 2022年6月の時価総額ランキングでは9位
ソラナは、コンセンサスアルゴリズムにProof of Historyというシステムを採用しています。それにより、取引データの処理スピードが非常に速く、手数料などのコストも安く抑えられるという特徴を備えています。
また、ソラナは異なるブロックチェーン同士を接続する「ブリッジ」機能を持ち、他のブロックチェーンとの相互運用を目指しています。
Titan FXでの仮想通貨CFDの取引条件
続いて、Titan FX(タイタン FX)の仮想通貨CFDの取引条件を見ていきましょう。
Titan FX仮想通貨CFDの取引条件
レバレッジ | 20倍 |
ゼロカット | あり |
契約サイズ | 銘柄によって異なる |
仮想通貨換金 | 不要 |
専用のウォレット | 不要 |
取引時間 | 月曜から金曜日の終日 |
最大20倍のレバレッジ
Titan FXの仮想通貨CFD通貨ペアでは、最大20倍のレバレッジを利用できます。通常Titan FXは500倍のレバレッジですので、比較すると低く思えますが、仮想通貨はレバレッジが制限されることが多く、20倍でも海外FX業者の中では平均的な水準です。
なお、仮想通貨CFDに関しても、他の銘柄同様「ゼロカット」が適用されており、口座残高がマイナスになった際、追証が発生することはありません。
ボラティリティが高い仮想通貨においても、安心して取引ができますね。
ただし、レバレッジは以下の点に注意が必要です。
- 閉場約1時間前~開場後の約15分間はすべての仮想通貨CFDで新規ポジションのレバレッジが5倍に制限される
- 口座ごとにレバレッジ設定はできない
準備不要で取引できる
Titan FXの仮想通貨CFDは、特別な準備なく取引を開始できます。仮想通貨取引所などを利用して仮想通貨を取引する場合、以下の準備が必要になることがあります。
仮想通貨取引所で取引する際に必要になるもの
- 仮想通貨の購入
- 仮想通貨現物の送金
- ウォレットの利用
Titan FXでは、上記の準備は不要で、日本円や米ドルなどの法定通貨を入金してそのまま取引が可能です。
取引可能な仮想通貨CFD全銘柄
Titan FXで取引可能な全銘柄は以下の通りです。
シンボル | 仮想通貨ペア |
BTCJPY-5Day | ビットコイン/日本円 |
BTCUSD-5Day | ビットコイン/米ドル |
ETHJPY-5day | イーサリアム/日本円 |
ETHUSD-5day | イーサリアム/米ドル |
XRPJPY-5day | リップル/日本円 |
XRPUSD-5day | リップル/米ドル |
BCHJPY-5day | ビットコインキャッシュ/日本円 |
BCHUSD-5day | ビットコインキャッシュ/米ドル |
LTCJPY-5day | ライトコイン/日本円 |
LTCUSD-5day | ライトコイン/米ドル |
BNBJPY-5day | バイナンスコイン/日本円 |
BNBUSD-5day | バイナンスコイン/米ドル |
DOTJPY-5day | ポルカドット/日本円 |
DOTUSD-5day | ポルカドット/米ドル |
UNIJPY-5day | ユニスワップ/日本円 |
UNIUSD-5day | ユニスワップ/米ドル |
LNKJPY-5day | チェーンリンク/日本円 |
LNKUSD-5day | チェーンリンク/米ドル |
XLMJPY-5day | ステラ/日本円 |
XLMUSD-5day | ステラ/米ドル |
EOSJPY-5day | イオス/日本円 |
EOSUSD-5day | イオス/米ドル |
XTZJPY-5day | テゾス/日本円 |
XTZUSD-5day | テゾス/米ドル |
ADAJPY-5DAY | カルダノ/日本円 |
ADAUSD-5DAY | カルダノ/米ドル |
AVXJPY-5DAY | アバランチ/日本円 |
AVXUSD-5DAY | アバランチ/米ドル |
DOGJPY-5DAY | ドージコイン/日本円 |
DOGUSD-5DAY | ドージコイン/米ドル |
MATJPY-5DAY | マティック/日本円 |
MATUSD-5DAY | マティック/米ドル |
SOLJPY-5DAY | ソラナ/日本円 |
SOLUSD-5DAY | ソラナ/米ドル |
17種類の仮想通貨を、それぞれ日本円、米ドルのペアで合計34通貨ペア取引できます。
ただし注意点としては、「5DAY」とある通り、仮想通貨CFDはすべて平日のみの取引に限られることです。通常24時間365日取引可能な仮想通貨とは異なり、Titan FXの仮想通貨CFDは土日に取引できません。
そのため、土日に大きな値動きが発生した際、注文や決済することができないことには注意が必要です。
Titan FXで仮想通貨CFD取引を始めるには?
既に口座を持っている方でしたら、Titan FXで仮想通貨CFD取引を始めるために特別な操作は必要なく、FX取引と同様の口座にてお取引頂けます。
Titan FXはデモ口座も利用もできるため、口座開設を検討中の方は、デモ口座を開設して気軽にTitan FXでの仮想通貨CFD取引を体験してもよいでしょう。
なお、Titan FXでは口座開設時の本人確認にSMS認証を導入し、これまで以上に口座開設が簡単になりました。スマホなどのSMSを利用することで、画像のアップロードは不要で、5分程度で認証が完了します。
詳しいSMS認証の方法は、以下の記事で解説しています。
仮想通貨関連のサービスを積極的に改善
Titan FX(タイタン FX)では、近年高い注目を集める仮想通貨に関連するサービスを続々と改善しています。
具体的には以下の通りです。
Titan FXの仮想通貨関連サービスの改善
2021年6月 | 仮想通貨の取り扱いを開始 |
2021年7月 | 仮想通貨3種類6銘柄を追加 |
2022年2月 | 仮想通貨での入出金の対応 |
2022年5月 | 仮想通貨5種類10銘柄を追加 |
仮想通貨銘柄の追加、入出金の対応に分けて解説していきます。
仮想通貨銘柄の追加
Titan FXは2021年6月、市場での人気を高めていた仮想通貨を取引したいというユーザーの要望に応え、仮想通貨CFDを取り扱い銘柄に追加しました。
初回は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようなメジャー通貨を中心とした、9種類18通貨ペアが取引可能になりました。
さらにその1ヶ月後には、バイナンスコイン(BNB)、ユニスワップ(UNI)、テゾス(XTZ)の3種類6通貨ペアを追加しています。
そして今回、カルダノ、ソラナ、ドージコイン、アバランチ、ポリゴン/マティックの5種類10通貨ペアを追加し、合計17種類34通貨ペアが取引可能になりました。
これは、仮想通貨を強みとするFXGT(エフエックスジーティー)と同等の取り扱い数で、海外FX業者の中でも特に仮想通貨銘柄が豊富なブローカーとなっています。
また、仮想通貨に関しても、Titan FXの特徴であるスプレッドの狭さや約定力の高さによる、優れた取引環境が利点です。
仮想通貨入出金に対応
2022年2月には仮想通貨での入出金に対応し、近年現物を保有するケースが増えている仮想通貨で入金したいユーザーのニーズを捉えています。
入出金できる仮想通貨の種類は16種類と、他社と比較して豊富であり、多様な仮想通貨で入出金可能です。
なお、入出金できる仮想通貨の種類や手数料、入出金の手順は以下の記事で解説しています。
CFD全般の取引環境に優れる
Titan FX(タイタン FX)では、仮想通貨以外のCFD銘柄でも優れた取引環境を提供しています。
通常レバレッジが控えめに設定されることが多い各種CFD銘柄でも、最大500倍のレバレッジで取引をすることが可能です。
例えば、ダウ平均株価や日経平均株価、ゴールドといった高い注目を集める銘柄で500倍のレバレッジを利用できます。さらに、各銘柄のスプレッドは狭く、高い約定力を誇ります。
仮想通貨も含め多様なCFD銘柄を優位に取引できるTitan FXで、利益を狙ってみてはいかがでしょうか?