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ThreeTrader（スリートレーダー）は2024年8月19日、最大レバレッジを1,000倍に引き上げたことを発表しました。これまでThreeTraderのレバレッジは最大500倍と比較的低いとの声が上がっていましたが、今回のアップデートはトレーダーからの多くの要望に応える形となりました。
最大レバレッジ上昇により、狭いスプレッドだけでなく十分なレバレッジを兼ね備え、業界でもトップクラスの取引環境を提供することとなりました。
ただし、銘柄別のレバレッジや、時間帯、口座残高によるレバレッジ制限があるため、利用の際には注意深く確認する必要があります。本記事では、ThreeTraderのパワーアップしたレバレッジについて、銘柄ごとの詳細やレバレッジ制限に関して詳しく解説していきます。
ThreeTraderの最大レバレッジが500倍から1,000倍に！
狭いスプレッドに定評のあったThreeTrader（スリートレーダー）は、これまで他社と比較して最大レバレッジが500倍と低いことが課題でした。
しかし、今回1,000倍の最大レバレッジを導入したことで多くのトレーダーの要望をかなえる形となっています。
加えて、サッカー日本代表・堂安選手をアンバサダーに迎えたプロジェクトも開始され、ThreeTraderが日本人トレーダー向けのサービス提供を本格的に強化していることがうかがえます。
アップデートされたThreeTraderの最大レバレッジ
ThreeTrader（スリートレーダー）の銘柄ジャンルごとの、アップデートされた最大レバレッジは以下の通りです。
新旧最大レバレッジの比較
| 銘柄名 | 新しい最大レバレッジ | 従来の最大レバレッジ |
| メジャー・マイナー通貨ペア | 1,000倍 | 500倍 |
| エキゾチック通貨ペア | 100倍 | 50倍 |
| ゴールド（※1） | 1,000倍 | 500倍 |
| シルバー / プラチナ（※2） | 200倍 | 100倍 |
| 原油 | 200倍 | 100倍 |
| インデックス | 200倍 | 100倍 |
| 仮想通貨 | 20倍 | 20倍 |
| メジャー・マイナー通貨ペア | |
| 新レバレッジ | 1,000倍 |
| 従来レバレッジ | 500倍 |
| エキゾチック通貨ペア | |
| 新レバレッジ | 100倍 |
| 従来レバレッジ | 50倍 |
| ゴールド（※1） | |
| 新レバレッジ | 1,000倍 |
| 従来レバレッジ | 500倍 |
| シルバー / プラチナ（※2） | |
| 新レバレッジ | 200倍 |
| 従来レバレッジ | 100倍 |
| 原油 | |
| 新レバレッジ | 200倍 |
| 従来レバレッジ | 100倍 |
| インデックス | |
| 新レバレッジ | 200倍 |
| 従来レバレッジ | 100倍 |
| 仮想通貨 | |
| 新レバレッジ | 20倍 |
| 従来レバレッジ | 20倍 |
- XAUUSD
- XAGUSD / XPTUSD
仮想通貨以外は従来の2倍のレバレッジで取引できます。なお、全ての銘柄で最大レバレッジが1,000倍に引き上げられたわけではなく、流動性やボラティリティに応じてレバレッジが設定されています。
FX通貨ペアであれば、流動性の高い（取引量の多い）ユーロドル（EURUSD）は1,000倍です。一方で、流動性の低いトルコリラ（USDTRY）では100倍になります。
ThreeTraderの最大レバレッジを他社と比較
ThreeTrader（スリートレーダー）は今回のアップデートにより、海外FX業者の中でも標準的なレバレッジとなりました。以下は主要ブローカーの最大レバレッジです。
主要ブローカーの最大レバレッジ
| 海外FX業者 | 最大レバレッジ |
 |
1,000倍 |
 |
無制限 |
 |
2,000倍 |
 |
1,000倍 |
 |
1,000倍 |
 |
500倍 |
|
1,000倍 |
|
無制限 |
|
2,000倍 |
|
1,000倍 |
|
1,000倍 |
|
500倍 |
これまでスプレッドの狭い業者はレバレッジが低いという特徴がありましたが、業界屈指の低スプレッド業者であるThreeTraderが1,000倍のレバレッジを実装したことで、その常識も大きく覆されることでしょう。
ThreeTraderは取引環境が優れたブローカー
ThreeTrader（スリートレーダー）は、従来より業界トップクラスの低スプレッドを提供しているブローカーとしてトレーダーから高い評価を受けています。以下は特にスプレッドが狭いとされている主要な海外FX業者との取引コスト比較です。
主要な海外FX業者の取引コスト（スプレッド+スプレッド換算した取引手数料）
既に優れた取引条件と1,000倍のレバレッジになったことで、ハイレバレッジトレードが非常に行いやすい環境が整いました。
ハイレバレッジを活用してスキャルピングやデイトレーディングを行う投資家にとっては、この変更は大きなメリットになるでしょう。
ThreeTraderのレバレッジ制限について解説
ThreeTrader（スリートレーダー）では、口座残高と時間帯によるレバレッジ制限があります。以前までは残高によるレバレッジ制限がなかったので、しっかりとチェックしましょう。
口座残高によるレバレッジ制限
ThreeTrader（スリートレーダー）の口座資産（有効証拠金）が一定額を上回るとレバレッジに制限がかかります。具体的には以下の基準で最大レバレッジが制限され、利用できるレバレッジは低下します。
有効証拠金によるレバレッジ制限（※1）
| 銘柄名 | 5,000ドル未満（※1） | 5,000ドル以上（※1） |
| メジャー・マイナー通貨ペア | 1,000倍 | 500倍 |
| エキゾチック通貨ペア | 100倍 | 100倍（※2） |
| ゴールド（※3） | 1,000倍 | 500倍 |
| シルバー / プラチナ（※4） | 200倍 | 100倍 |
| 原油 | 200倍 | 100倍 |
| インデックス | 200倍 | 100倍 |
| 仮想通貨 | 20倍 | 20倍 |
| メジャー・マイナー通貨ペア | |
| 5,000ドル未満 | 1,000倍 |
| 5,000ドル以上 | 500倍 |
| エキゾチック通貨ペア | |
| 5,000ドル未満 | 100倍 |
| 5,000ドル以上 | 100倍（※2） |
| ゴールド（※3） | |
| 5,000ドル未満 | 1,000倍 |
| 5,000ドル以上 | 500倍 |
| シルバー / プラチナ（※4） | |
| 5,000ドル未満 | 200倍 |
| 5,000ドル以上 | 100倍 |
| 原油 | |
| 5,000ドル未満 | 200倍 |
| 5,000ドル以上 | 100倍 |
| インデックス | |
| 5,000ドル未満 | 200倍 |
| 5,000ドル以上 | 100倍 |
| 仮想通貨 | |
| 5,000ドル未満 | 20倍 |
| 5,000ドル以上 | 20倍 |
- 150円換算で750,000円
- HUF 50倍
- XAUUSD
- XAGUSD / XPTUSD
有効証拠金（口座残高+ポジションの含み益）が5,000ドル以上になると、利用できるレバレッジは1/2になります。
ただし、制限後のレバレッジはレバレッジ引き上げ前の最大レバレッジであり、制限を受けた後も他のブローカーと比較すると高いレバレッジで取引できます。
口座残高によるレバレッジ制限の影響
口座残高によるレバレッジ制限を受けると、必要な証拠金が増加します。ThreeTraderでドル円（USDJPY）を1ドル＝150円で1ロット（100,000通貨）保有している時に、有効証拠金が増加した場合を考えてみましょう。利用できるレバレッジが500倍になるため、必要になる証拠金は以下のように2倍になります。
レバレッジによる必要証拠金の増加例
| 最大レバレッジ | 必要証拠金 |
| 1,000倍 | 15,000円 |
| 500倍 | 30,000円 |
保有するロット数が大きい場合や複数銘柄を保有している場合は、必要証拠金が2倍になると証拠金不足に陥る可能性が高くなります。
また、有効証拠金にはポジションの含み損益が含まれるため、有効証拠金の増減にも注意しなければなりません。
時間帯によるにレバレッジ制限
ThreeTrader（スリートレーダー）では流動性の低下しやすい週末・祝祭日の前日の取引日にレバレッジ制限が行われます。具体的には、取引日のマーケットクローズ30分前には以下のレバレッジ制限が適用されます。
時間帯によるレバレッジ制限
| 銘柄名 | 制限前レバレッジ | 制限後レバレッジ |
| メジャー・マイナー通貨ペア | 1,000倍 | 変更なし |
| エキゾチック通貨ペア | 100倍 | 変更なし |
| ゴールド（※1） | 1,000倍 | 100倍 |
| シルバー / プラチナ（※2） | 200倍 | 100倍 |
| 原油 | 200倍 | 20倍 |
| インデックス | 200倍 | 100倍 |
| 仮想通貨 | 20倍 | 変更なし |
| メジャー・マイナー通貨ペア | |
| 制限前 | 1,000倍 |
| 制限後 | 変更なし |
| エキゾチック通貨ペア | |
| 制限前 | 100倍 |
| 制限後 | 変更なし |
| ゴールド（※1） | |
| 制限前 | 1,000倍 |
| 制限後 | 100倍 |
| シルバー / プラチナ（※2） | |
| 制限前 | 200倍 |
| 制限後 | 100倍 |
| 原油 | |
| 制限前 | 200倍 |
| 制限後 | 20倍 |
| インデックス | |
| 制限前 | 200倍 |
| 制限後 | 100倍 |
| 仮想通貨 | |
| 制限前 | 20倍 |
| 制限後 | 変更なし |
- XAUUSD
- XAGUSD / XPTUSD
FX通貨ペアでは時間帯によるレバレッジ制限はありませんが、CFD銘柄はかなりの制限を受けるため注意が必要です。
特にゴールドと原油は取引日のマーケットクローズ30分前から、利用できるレバレッジが1/10になります。具体的には、ゴールドの必要証拠金は以下のように10倍になってしまいます。
レバレッジ制限時のゴールドの必要証拠金
- 1,000倍：250ドル（150円換算で37,500円）
- 100倍：2,500ドル（150円換算で375,000円）
ThreeTraderの最大レバレッジ引き上げにともなう注意点
ThreeTrader（スリートレーダー）の最大レバレッジが1,000倍に引き上げられたことで、取引機会が大幅に拡大しましたが、同時にリスクも増大します。ここからは、レバレッジを引き上げた取引に関して注意すべき点について詳しく解説していきます。
リスクの増加
ハイレバレッジではわずかな価格変動でも大きな損失が生じるため、リスクの増加につながり、損失拡大の可能性が高くなります。
また、証拠金の増減が激しくなるため、強制ロスカットのリスクも増加します。ThreeTrader（スリートレーダー）のロスカット水準は、証拠金維持率が20％を下回ったタイミングです。
資金管理の重要性
ハイレバレッジで取引するときは資金管理の重要性がより大きくなります。証拠金不足に陥らないよう、資金量に見合った範囲内でのレバレッジを利用しましょう。また、ThreeTraderでは有効証拠金が5,000ドル以上になるとレバレッジが制限されることもご注意ください。
市場ボラティリティへの対応
ThreeTrader（スリートレーダー）でハイレバレッジ取引を行う際は、市場ボラティリティが高いタイミングに細心の注意が必要です。急激な価格変動により、短時間で大きな損失を被る可能性があるため、ストップロス注文を活用するなど、リスク管理を徹底しなければなりません。
また、市場の流動性が低下する時間帯や経済指標の発表前後には、急激な価格変動が発生する可能性が高まります。ボラティリティの変化を予測して取引量を調整し、適切なレバレッジの利用を心がけましょう。
ThreeTraderがよりハイスペックなブローカーに
ThreeTrader（スリートレーダー）の最大レバレッジがついに1,000倍へと引き上げられました。ThreeTraderの特徴である狭いスプレッドは維持されたまま、ハイレバレッジの導入によってトレードの資金効率が大きく向上しています。
レバレッジ化によるリスク増加に注意しながら、ThreeTraderの強みを活かして多彩な取引を行いましょう。
ThreeTraderは現在3周年プロジェクトを進行中です。2024年はまだまだアップデートが実施される可能性が高いため、今後のThreeTraderにも注目していきましょう。
