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Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)は、豪華な入金ボーナスで2024年に一躍人気となった海外FXブローカーですが、Vantage Tradingの入金ボーナスは出金拒否の噂が絶えません。
海外FXブローカーの入金ボーナスは、自己資金以上の取引証拠金で取引ができることから、ブローカー側から利益の出金を拒否されやすいという噂が立つことはよくあります。
Vantage Tradingは悪質な出金拒否をするのか、出金拒否になってしまう原因や対策などについて詳しく解説します。
この記事の目次
Vantage Tradingは悪質な出金拒否をしない
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)は世界中で利用されている信頼度の高いFXブローカーであり、利用者を欺くような悪質な行為をすることはありません。現在に至るまで、悪質な出金拒否があったという報告も見られません。
Vantage Tradingに限ったことではなく、FXブローカーから出金を拒否されたという報告の多くは、何かしらの原因があるケースが多いです。
まずは、出金ができなかった原因が何なのかをしっかりと究明することが重要です。その上で正しく出金してもらうための手続きや、将来的に出金拒否されないための対策をしっかりと考えましょう。
出金拒否報告は入金ボーナスを使ったトレードのみ
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の入金ボーナスを使ってトレードをして得た利益であっても、自己資金だけでトレードをして得た利益であっても、Vantage Tradingが理由なく出金拒否することはありません。
Vantage Tradingのボーナスクレジットにはクッション機能があります。クッション機能とは、ボーナスクレジットだけでトレードができる機能のことです。
そのため、クッション機能を悪用するなどして利益を得た場合、その利益は全額取り消しになるケースもあります。ボーナスクレジットを悪用して利益を取り消される例は以下のとおりです。
入金ボーナスで利益を取り消される例
- アービトラージ取引(裁定取引)
アービトラージ取引にはいくつかの種類がありますが、主に業者間アービトラージと呼ばれる方法は、Vantage Tradingの利用規約でも禁止されています。業者間アービトラージとは、FXブローカーごとのレートのわずかな遅延などを利用し、その価格差で利益を得る方法です。純粋な価格差益を狙った取引ではなく、ブローカーの負担も大きくなるため禁止されているケースが多いです。 - ヘッジ取引(両建て取引)
ヘッジ取引とは、リスクヘッジをする取引の方法ですが、主に買いポジションと売りポジションを同時に保有することを意味します。同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することで、損失のリスクを一時的に回避する際などに活用されます。Vantage Tradingでは同一口座内のヘッジ取引は許可されていますが、別口座間・別ブローカー間を跨いだヘッジ取引は禁止されています。
どちらの場合も、ボーナスクレジットを悪用すればほとんどリスクなく利益につなげられるケースがあるため、発覚すればすぐに利益は取り消されます。もちろんボーナスクレジットを利用していなかったとしても上記の取引は規約違反となるため、絶対にしないよう注意してください。
どちらのケースも、トレーダー自身が故意におこなった訳ではなくても、偶然取引として発生してしまう恐れもあるため十分注意が必要です。
クッション機能とは?
クッション機能とは、ボーナスで得たクレジットが口座内で証拠金と同等に扱われ、自己資金がなくなってもボーナスだけで証拠金としての役割を果たすものを言います。クッション機能がないボーナスの場合は、現金残高がなくなった時にボーナスのみでの取引ができないので注意が必要です。
入金ボーナスを使わなければ出金拒否はない
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の出金拒否と言われているケースは、入金ボーナスを利用した場合に、規約違反やボーナスを悪用した取引にのみ報告されています。
そもそも入金ボーナスを利用しない取引の場合に出金拒否が報告されたという例はありません。
したがって、入金ボーナスの対象となっていないプレミアム口座での取引で利益が出た場合の出金拒否なども当然ありませんので、過剰に心配する必要もないでしょう。
Vantage Tradingの出金拒否はなぜ起こる?
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の入金ボーナスを利用して利益が出た場合に、出金ができないのには原因があります。決してVantage Trading側が損失を出さないためという理由で出金拒否をするということはありません。
まず口座開設、入金からトレード、出金までの一通りの手続きの間に出金ができなくなってしまうような原因がなかったかどうか確認してみましょう。
本章ではVantage Tradingの入金ボーナスで出金ができない原因となりやすいケースを解説していきます。
利用規約違反をしている
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の利用規約に違反していると、トレードで利益が出ていても利益が認められず没収となってしまう可能性があります。そのため、出金申請をしても出金ができません。
Vantage Tradingの利用規約違反の例は以下のとおりです。
Vantage Tradingの利用規約違反の例
- ひとりで複数のアカウントを作成している
- アービトラージ取引
- 別口座間・別ブローカー間のヘッジ取引
- 自分以外の名義でアカウントを作成している
- ボーナスの不正取得
- 極端に頻度の高い取引
- マネーロンダリングに関与する行為
- Vantage Tradingのサーバーやシステムに過剰な負荷がかかる取引
- Vantage Trading口座の売買・譲渡
利用規約違反の場合、利益の取り消しで済めば良いですが、口座の凍結になったりアカウントごと削除される可能性もあります。Vantage Tradingの利用規約はあらかじめしっかりと把握しておくようにしましょう。
以前にアカウントを作成していたことを忘れて、2つ以上のアカウントを作成してしまうケースには注意しましょう。
Vantage Tradingでは本人確認を徹底していますが、提出する書類や住所が異なると、ごく稀に複数のアカウントができてしまう可能性があります。この場合も、利用規約違反となってしまいます。
また、アービトラージ取引や別ブローカー間でのヘッジ取引は、本人が意図していなくても偶然成立してしまうケースがあります。複数のポジションを保有する際は、規約違反になってしまわないかどうか十分注意しましょう。
本人確認が完了していない
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)では、本人確認が完了していなければ一切の出金はできません。入金や取引ができたとしても、出金の手続きはできないため注意しましょう。
そもそも、本人確認が完了しなければ入金ボーナスなどの各種ボーナスクレジットは受け取れません。また、7日以内に本人確認を済ませないと各種ボーナスが減額されてしまいます。口座開設をしたら、できるだけ早めに本人確認を完了するようにしましょう。
Vantage Tradingの本人確認では、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類のほかに、現住所確認書類が必要です。
Vantage Tradingで有効な現住所確認書類の例
- 住民票
- 公共料金の請求書
- 銀行口座、クレジットカードの明細書
本人確認書類と異なり、これらは手元にないケースが多いため、あらかじめ発行しておきましょう。
発行には時間がかかることもあるため、余裕を持って準備をしておくことが大切です。また、すべての現住所確認書類は6か月以内に発行されたものである必要があります。
ボーナスクレジット自体を出金しようとしている
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、各種ボーナスクレジットは出金できません。ボーナスクレジットはあくまで証拠金としてトレードに利用できるだけで、現金として出金することは不可能です。
現金の自己資金とボーナスクレジットがある状態の口座で出金申請をした場合、自己資金のみが出金されます。自己資金以上の金額で出金をしようとしても、出金申請自体ができません。
各種ボーナスクレジットを利用して得た利益に関しては、出金が可能です。
出金条件を満たしていない
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)ではボーナスを利用したトレードで得た利益について、出金に対する条件があります。出金条件を満たしていなければ、利益のうちの一部しか出金できなくなってしまいます。Vantage Tradingの出金条件は以下のとおりです。
利益1万円までの出金
- 3ロット以上のトレード
- ポジションの1つあたりの保有時間5分以上
利益無制限の出金条件
- 50ドル相当額以上の入金
Vantage Tradingの最低入金額は50ドル相当からとなっているため、口座への入金が条件となる入金ボーナスを取得している時点で、利益無制限の出金対象になります。
そのため上記の利益1万円までの出金条件に当てはまるのは、実質的には口座開設ボーナスのみでの取引が対象です。
自己資金を入金せずに口座開設ボーナスのみで取引をしていた場合は注意しましょう。
出金先の名義が異なる
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)では、アカウント名義と出金先の名義が異なる場合、出金申請が取り消されます。
銀行口座の名義、bitwalletなどのオンラインウォレットの名義などは、必ずアカウントの名義本人の物を利用しましょう。家族や知人などの口座に出金することは、同意があったとしてもできません。
入金額以上の出金申請をした
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)では、入金した金額以上の出金をしようとするとエラーになることがあります。
Vantage Tradingに限らず海外FXブローカー他社でも、入金した金額までは、入金時と同じ方法でしか出金できないのが一般的です。
そのため、ほとんどの場合入金した金額以上の出金をするには、「入金額」と「利益額」で分けて出金しなければなりません。Vantage Tradingでは、基本的に利益分に関しては国内銀行送金での出金となります。
複数の入金方法で入金した場合は、それぞれの方法ごとに入金した金額で別々に出金をしなければならないため注意が必要です。
出金手続きにミスがあった
出金をする際に、入力情報などに間違いがあると正しく出金できません。
例えば、銀行口座番号・支店名・口座名義、bitwalletのアカウントメールアドレス、仮想通貨ウォレットのアドレスなど、記入内容が間違っていると出金処理が正確にできないためしっかりと確認しましょう。
万が一、間違った出金先にそのまま出金処理がされてしまったとしても、必ずその金額を取り返せるとは限らないため十分注意してください。
証拠金維持率100%未満の状態で出金をしようとした
ポジションを保有したまま出金処理をおこなう際、証拠金維持率が100%を切っていると出金は拒否されます。
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)は、ポジションを保有した状態でも出金ができますが、十分な証拠金が確保できなくなるため証拠金維持率が100%以上の時のみ対応しています。現在保有しているポジションの必要証拠金を必ず確認し、必要証拠金を上回らない金額で出金するようにしましょう。
例えば、必要証拠金が10万円のポジションを保有しているとすれば、10万円以上の出金処理は承認されません。
サーバーやシステムのトラブルが発生している
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)のサーバーやシステムに何らかのエラーやトラブルが発生していると、出金処理が正しくおこなわれないケースがあります。
Vantage Trading側でトラブルが発生していると、出金処理に遅延が発生したり、出金処理自体ができなかったり、正しくない金額が出金されるなどのエラーが起こる可能性が出てきます。
出金処理が明らかにおかしい場合は、このようなVantage Trading側でのエラーが発生しているケースが考えられます。
最低出金額以下で出金申請をした
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)では最低出金額が5,000円に設定されています。そのため5,000円未満で出金をしようと思ってもできません。
口座残高が5,000円を下回ってしまった場合、出金自体ができなくなってしまいます。トレードで利益を増やして5,000円以上にするか、一度追加入金をして残高を5,000円以上に増やしてから再度出金する必要があります。
クレジットカードでの出金時のエラー
クレジットカードで入金していた場合、入金額までの出金は、事務処理上「返金」という手続きが取られます。そのため入金から時間が経過していると、正しく返金処理ができずに差し戻されてしまう可能性が出てきます。
その場合はVantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)のカスタマーサポートに連絡をして、別の方法での出金処理ができるように申請をしましょう。概ね、国内銀行送金での出金になるケースが多いです。
Vantage Tradingがメンテナンス中である
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)は、トラブルを防ぐために適宜メンテナンスを行っています。メンテナンス中は、出金処理を含むさまざまな手続きができなくなる可能性があります。
事前に告知をする定期メンテナンスと、発生したトラブルに対処するための緊急メンテナンスのケースがあります。現在メンテナンス中になっていないかどうか、公式ホームページや届いているメール、SNSなどを確認してみましょう。
Vantage Tradingで出金拒否をされないために
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)で出金拒否をされてしまうと、余計な手間がかかってしまうだけでなく、二度と出金ができなくなってしまう可能性もあります。
うっかり出金拒否をされてしまわないためにも、あらかじめしっかりと対策をしておきましょう。
利用規約をしっかり確認する
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)で出金拒否をされてしまう最も大きな原因は、利用規約違反です。
Vantage Tradingで出金拒否を報告している人の多くは、気づかないうちに利用規約違反に該当してしまっているケースがほとんどです。トレードを始める前に、必ずVantage Tradingの利用規約はしっかりと自分で確認するようにしておきましょう。
特に、以下のケースは無自覚で利用規約違反に該当することがあるため、十分注意してください。
Vantage Tradingの利用規約違反になりやすいトレード
トラブルの少ない入出金方法を選択する
できるだけトラブルの少ない、使い慣れた入出金方法を選択することも大切です。
特に仮想通貨での入出金は手続きが複雑で、慣れていない場合には仮想通貨ウォレットの扱いを間違えて自己資金を丸ごと損失してしまうケースもあります。ある程度使い慣れている状態で利用するようにしましょう。
また、日本のクレジットカード・デビットカードは、海外FXブローカーへの入金を制限しているケースが多いです。
そのため、何度入出金の手続きを試してもエラーになってしまうことがあります。複数回手続きを試してしまうと、クレジットカード自体が不正利用を疑われて停止されてしまう可能性もあります。
一度試してエラーが起きるようであれば、そのクレジットカードはVantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)には利用できないと思ったほうが良いでしょう。
ボーナス使用時の出金条件をクリアしておく
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)の口座開設ボーナスのみを利用したトレードの場合、入金を行わないと取引利益の出金が100ドルに制限されます。
入金ボーナスを利用する際は問題ありませんが、口座開設ボーナスのみを利用して取引をする際は、上記の出金条件を満たしておくようにしましょう。
高額な出金は早めに申請する
高額な出金をする際は、Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)に事前に連絡をしておくと出金処理がスムーズに進みます。
極端に高額な利益を急に出金すると、Vantage Trading側から不正取引をしていないかどうかなどのチェックが入る可能性があります。
その場合、一時的に出金が拒否されてしまいます。高額出金の場合はあらかじめVantage Tradingに連絡をして、その金額の出金申請をするので問題がないかどうか、という旨を伝えておくと良いでしょう。
Vantage Tradingで原因不明の出金拒否が発生した場合は?
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)での出金時、まったく心当たりがなく出金が正しくおこなわれない理由が見当たらない場合の対処法について解説します。
Vantage Tradingのカスタマーサポートに連絡する
出金拒否の心当たりがない場合は、まずはVantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)のカスタマーサポートに連絡しましょう。
Vantage Tradingのカスタマーサポートは日本人スタッフが在籍しており、リアルタイムチャットでも日本語で対応が可能(日本時間・平日午前9時 ~ 午後7時)です。
出金ができなかった時間・金額・出金方法・出金先の名義など、できるだけ詳細な内容を伝えることで、出金ができない原因が突き止められる可能性が高くなります。
出金ステータスを確認する
出金が正しくおこなわれない場合は、Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)のマイページの出金ステータスを確認しましょう。
出金ステータスは、Vantage Tradingのマイページの左側のメニュー「資金」をクリックし、そのなかの「出金」をクリックすることで確かめられます。
出金した内容のステータスが「処理中」になっている場合は、現在出金の手続きの最中です。しばらく様子を見てみましょう。
ステータスが「キャンセル」などになっている場合は、出金申請がキャンセルされています。何らかの理由で出金ができなくなっているため、Vantage Tradingのカスタマーサポートへ連絡をして確認をしてみましょう。
SNSを確認する
出金処理の手続きが不自然なエラーを起こしていたり、出金処理画面が進まなくなってしまった場合など、Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)側で何かしらのトラブルが発生している可能性があります。
SNSなどを確認し、ほかに同じようなエラーが起きているユーザーがいないか、Vantage Trading側から何かしらの発表がされていないかなどを調べてみましょう。
あるいは、Vantage Trading側でメンテナンスを行っている最中である可能性もあります。その場合もSNSなどで発表がされているため、確認してみましょう。
出金までの日数を確認する
Vantage Tradingは、出金方法によって出金が反映されるまでの目安の時間が異なります。Vantage Tradingの出金方法ごとの、反映までの目安は以下のとおりです。
Vantage Tradingの出金方法ごとの反映目安時間
出金方法 | 反映までの時間 |
国内銀行送金 | 3 ~ 5営業日 |
クレジットカード・ デビットカード |
最大62営業日 |
Bitwallet | 3 ~ 5営業日 |
仮想通貨 | 3 ~ 5営業日 |
これらはあくまで目安であり、即日反映されるケースもあります。目安以上の期間を経過しても出金が完了しない場合、何かしらのトラブルが発生している可能性があります。Vantage Tradingのカスタマーサポートに連絡をしてみましょう。
Vantage Tradingの出金拒否には必ず原因がある
Vantage Trading(ヴァンテージ トレーディング)で出金が正しくおこなわれなかったとしても、Vantage Trading側の悪質な出金拒否や原因不明のまま資金が紛失してしまうようなことはありません。
Vantage Tradingで正しく出金できない場合は必ず何かしらの原因があります。出金ができなかった場合は、大切な資金を守るためにも、早急に原因を探し出して正しく対処することが重要です。
また、出金拒否になってしまわないように、利用規約などはしっかりと確認しておきましょう。