海外FX初心者
海外FXでスキャルピングが快適な取引口座の条件は?
スキャルピングで利益を出すには、取引の技術や取引手法だけでなく、快適なトレード環境も必要不可欠です。約定力の高さ、スプレッドの狭さ、取引手数料の安さなど、取引条件によっては、スキャルピングの損益が大きく左右されます。
ここでは、海外FXでスキャルピングを快適に行うために、どのような取引口座を選ぶべきか以下の4つのポイントを紹介します。これらのポイントを参考にして、自分のトレードスタイルに合ったFX業者を見つけましょう。
スキャルピングが禁止されていない
まず、利用を検討している海外FX業者がスキャルピングOKか、スキャルピングに制限ルールがないかを確認しましょう。
一部の海外FX業者では、秒スキャ(数秒で売買を行うスキャルピング)や両建て(同時に買いと売りのポジションを持つこと)などを禁止している場合もあります。そのため、海外FX業者を選ぶ際には、利用規約やFAQなどを確認して、スキャルピングに関する禁止事項や制限事項がないかチェックする必要があります。
例えば、easyMarkets(イージーマーケット)ではポジション保有期間5分未満のスキャルピング、そして一部の取引時間でスキャルピングが禁止されています。このように、他社でもスキャルピングに対し複数の制限を設けている場合があります。スキャルピングを行う際は、利用規約に制限がないことをあらかじめ確認しておきましょう。
取引コストが低い
スキャルピングのような短期の取引手法は、取引回数が多くなりやすい取引手法です。さらに一回当たりの利益が小さくなるため、取引コストの影響を受けやすくなります。
取引コストとは、スプレッドと取引手数料のことを指します。スプレッドとは、売値と買値の差のことで、取引する際に必ず発生するコストです。スプレッドが狭いと、少しの値動きでも利益を得ることができるため、スプレッドが狭い業者を選ぶことで利益を最大化できます。
また、スキャルピングには、スプレッドが狭くリクオートの少ないECN口座が適しています。ECN口座は優れた取引環境を利用できる反面、取引手数料がかかります。スプレッドに加え、この取引手数料も考慮した「スプレッド+取引手数料」の実質スプレッドが安く抑えられる海外FX業者を選択しましょう。以下に、スキャルピングにおすすめの5口座を比較した表を用意しました。
スキャルピングにおすすめの口座比較表
Rawゼロ口座 | |
EURUSD | 0.3pips |
USDJPY | 0.4pips |
GBPUSD | 0.6pips |
AUDUSD | 0.4pips |
XAUUSD | 0.8pips |
KIWAMI極口座 | |
EURUSD | 1.0pips |
USDJPY | 1.4pips |
GBPUSD | 1.4pips |
AUDUSD | 1.5pips |
XAUUSD | 2.3pips |
プロ口座 | |
EURUSD | 0.45pips |
USDJPY | 0.65pips |
GBPUSD | 0.75pips |
AUDUSD | 0.65pips |
XAUUSD | 0.95pips |
プロ口座 | |
EURUSD | 1.0pips |
USDJPY | 1.4pips |
GBPUSD | 1.1pips |
AUDUSD | 1.0pips |
XAUUSD | 2.9pips |
ブレード口座 | |
EURUSD | 0.55pips |
USDJPY | 0.65pips |
GBPUSD | 1.05pips |
AUDUSD | 0.45pips |
XAUUSD | 1.76pips |
取引手数料が発生する口座タイプでも、ほとんどの場合は実質スプレッドが通常の口座タイプより安く抑えられています。実質スプレッドを重視してスキャルピング用の海外FX口座を選ぶ場合は、取引手数料ありの低スプレッド特化型の口座タイプを検討しましょう。
約定環境が優れている
スキャルピングに適した海外FX業者を選ぶうえで、スリッページや約定拒否が起こりにくい環境は必要不可欠です。
約定環境が悪いと、注文した価格と実際に約定した価格に差が生じることがあります。これをスリッページと呼びます。スリッページは相場の急変動や流動性の低下などで発生しますが、業者によっても発生頻度や程度に差があります。
また、約定環境が優れている業者の特徴の一つに、リクオートが少ないことが挙げられます。リクオートとは、FX業者が提示した価格の約定を拒否することで約定拒否とも呼ばれ、主にDD方式を採用するブローカーで発生します。
リクオートが多いと、利益確定が遅れて利益が減少したり、想定外の損失が発生する恐れがあります。特にスキャルピングにおいては、リクオートが多いことはかなり不利な取引環境であるといえます。
このように、約定環境はトレードの成否に大きく影響する要素なので、業者選びの際には注意してください。
最大レバレッジが高い
実は、スキャルピングとハイレバレッジは相性が良く、海外FX業者を選ぶ上で大事な要素です。
スキャルピングは、小さな値幅を狙って短時間で取引を繰り返す手法です。高いレバレッジを利用すれば、少ない証拠金でも大きなポジションを保有することができ、小さい値幅でも大きな利益を得やすくなります。さらに、少資金でも十分なロットでエントリーしやすくなるため、資金効率を上げることもできます。
また、スキャルピングでは、ポジションを持つ時間が非常に短いので、相場の大きな変動やトレンド発生の影響を受けにくいです。しっかりとストップロスを設定しておけば、一回の取引で大きな資金を失うリスクも少ないでしょう。為替変動リスクが小さい分、高いレバレッジをかけても安心して取引できます。
海外FX業者ごとの最大レバレッジは以下の通りです。
海外FX業者別の最大レバレッジ
海外FXでスキャルピングをするメリットは4つ
海外FXは、各社で特徴が大きく分かれており、口座の選び方次第でスキャルピングが圧倒的に有利になる場合があります。口座の条件が悪いとスキャルピングで勝てないのかと言えばそうではありませんが、有利な条件で取引するに越したことはありません。
具体的に海外FX業者でスキャルピングを行うメリットを確認して、自分のトレード環境がどのぐらい快適になるか詳しくみてみましょう。
少ない資金から始めることができる
海外FXでは、レバレッジが高く設定されていることが多く、少ない資金でも大きな取引がしやすいため、少額トレーダーに特におすすめです。例えば、レバレッジが1,000倍の海外FX業者では、1,000円の入金で100万円分の取引が可能です。大きな入金が不要になるため損失のリスクを限定することができます。
一方、日本国内のFX業者ではレバレッジが最大25倍に制限されており、同じ1,000円の入金で2万5,000円分の取引しかできません。国内FX業者で取引する場合は、ある程度大きい資金を用意する必要があるため、少額トレーダーにはおすすめできません。
最大レバレッジと10万通貨あたりの必要証拠金(※1)
レバレッジ | 必要証拠金 |
25倍 | 598,050円 |
100倍 | 149,510円 |
1,000倍 | 14,950円 |
2,000倍 | 7,475円 |
無制限(※2) | 0.007円 |
レバレッジ | 必要証拠金 |
25倍 | 598,050円 |
100倍 | 149,510円 |
1,000倍 | 14,950円 |
2,000倍 | 7,475円 |
無制限(※2) | 0.007円 |
- クロス円通貨の場合
- 実質21億倍
このように最大レバレッジが高いほど、ポジションを建てる際の必要証拠金が少なくなるため、同じ取引の規模でも最大レバレッジが高い口座の方が最小限のコストで同じ利益を得られます。
ボーナスプログラムを活用できる
海外FX業者では、会社によって豊富なボーナスプログラムが用意されていることがあります。ボーナスの種類は、口座開設ボーナス、入金ボーナス、キャッシュバック、取引ごとに貯まるポイントなど様々です。
特にスキャルピングと相性が良いとおすすめできるのは、キャッシュバックや取引ごとに貯まるポイントプログラムです。
キャッシュバックやポイントプログラムは、取引回数に応じて還元されるボーナスです。スキャルピングのような短期の取引手法であれば、必然的に取引回数が増えます。これにより多くのポイントやキャッシュバックを得ることができ、お得に取引を行うこともできます。
海外FX業者では、豊富なボーナスプログラムでお得に取引できるメリットがあります。自分のトレードスタイルや目的に合ったボーナスプログラムを選ぶことで、より効率的に資産を増やすことができます。そのため、海外FX業者を選ぶ際には、ボーナスプログラムの内容や条件をしっかりと考慮することをおすすめします。
取扱い銘柄の幅が広い
海外FX業者では、通貨ペアだけでなく、貴金属や株価指数、エネルギー商品、仮想通貨などのCFD銘柄を同一口座内で取引できます。これらの銘柄をすべて同じ口座で取引できるというのは、国内のFX業者ではあまりみられません。CFDの専用口座や仮想通貨取引所の口座を開設しなければ取引できないことがほとんどです。
海外FX業者では、取り扱い銘柄が多いことによって、自分に合った銘柄を選びやすく、選択肢の幅を広げることができます。特に、取引したい銘柄がまだ決まっていない方は、海外FX業者を活用して、自分の取引手法に適した銘柄を探してみることをおすすめします。
ゼロカットシステムで追証が発生しない
海外FX業者の多くは、ゼロカットシステムを採用しています。ゼロカットシステムとは、FX取引で口座残高がマイナスになってしまった場合でも、トレーダーがマイナス分を補填する必要がなく、FX業者が負担してくれるシステムです。
一方で、日本のFX業者にはゼロカットシステムが導入されていないため、追証というリスクが発生します。追証は、口座残高がマイナスになった際にトレーダーがその分を入金する必要がある状況を指し、市場の急変やハイレバレッジ取引時に特にリスクが高まります。
追証のリスクがない海外FX業者のゼロカットシステムは、安心して取引を行いたいトレーダーに特におすすめです。
海外FXでスキャルピングをするデメリットは3つ
海外FX業者は、国内FXよりも選択肢が多く、各社で取引条件も大きく異なることが主な違いです。業者ごとの違いを把握した上で、口座を選びましょう。
ここでは、海外FXでスキャルピングをする3つのデメリットをご紹介します。
スキャルピングに関するルールが各社で異なる
海外FX業者では、スキャルピングOKな業者がほとんどですが、一部の業者ではスキャルピングに一定の制限や禁止事項を設けている場合があります。
禁止事項や制限の例
- 早朝や深夜の時間帯でのスキャルピングを禁止
- 一定以上の秒数ポジションを保有しなければならない
- 特定の相場状況や経済指標発表時の取引を禁止
- 口座タイプによってはスキャルピングが禁止
上記の他に、直接スキャルピングを禁止していなくても、スキャルピングに影響する制限がある場合もあります。例えば、一定以上のポジション量をエントリーする場合はサポートに事前連絡が必要になるといった制限を設けているFX会社もあります。
これらのルールに違反すると、業者から警告や口座凍結、出金拒否、利益没収などの処分を受ける可能性があります。海外FXでスキャルピングをする際には、事前に業者の利用規約や注意事項を確認することが重要です。
高いストレスと精神的圧力がかかる
スキャルピングは、瞬時の市場変動を利用して利益を得る戦略ですが、これには高いストレスと精神的な圧力が伴います。スキャルピングでは、短時間の間に多数の取引を行うため、トレーダーは常に市場の動きを注視し、迅速に正確な判断を下さなければなりません。このような状況は、継続的な集中力と判断力を必要とし、精神的な疲労を招きやすいです。
また、スキャルピングでは、一度の取引での利益が限られているため、少ない損失と高い勝率が求められます。これがさらなるプレッシャーとなり、特に市場が不安定な時にはストレスが増大します。長時間にわたる高集中状態は心理的な負担となり、個人の生活や健康にも影響を及ぼす可能性があります。
そのため、スキャルピングを行う際には、ストレス管理と精神的な健康に配慮することが重要です。休息の取り方、ストレス軽減の方法、そして感情的な決断から距離を置くことが、スキャルピングを長期にわたって継続する鍵となります。
取引コストが高額になる
スキャルピングの大きなデメリットは、高額な取引コストです。スキャルピングでは、わずかな価格変動を利用するため、多くの取引を短時間に行う必要があります。取引ごとに発生するスプレッドや手数料などのコストが積み重なるため、合計で見た取引コストはスイングトレードやデイトレードと比較して高額になります。
取引コストは、スキャルピングのような小さな利益を追求する戦略にとって大きな障害となります。特に、市場が静かで価格変動が小さい時には、スプレッドや手数料が利益を上回ることもあります。そのため、スキャルピングを行うトレーダーは可能な限り低コストで取引できるブローカーを選ぶことが求められます。
取引コストに優れたブローカーは、次章で紹介する「海外FXでスキャルピングにおすすめの口座5選」も参考にしてみてください。
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座5選
ここでは、海外FXでスキャルピングにおすすめの口座を5つに厳選してご紹介します。
単にスキャルピングといっても取引回数の多さや対象の銘柄などによって最適な口座は異なります。利益を最大化させるために、自分が使っている手法や自分の取引スタイルに合った口座を利用しましょう。
- 最大500倍レバレッジ
- 取引手数料が業界最安 1ロット / 片道2ドル
- ドル円平均スプレッド 0.2pips
- ポイントストアのキャッシュバックあり
- ゴールドトレーダーにおすすめ
取引コストを抑えつつ、スキャルピングを快適に行いたい方には、ThreeTrader(スリートレーダー)の「Rawゼロ口座」がおすすめです。
ThreeTraderは、海外FX業者の中でもトップレベルに狭いスプレッドを提供しています。また、Rawゼロ口座の取引手数料は片道2ドル相当です。これは、上級者向けの口座タイプの取引手数料としては異例の安さとなっています。
最大レバレッジは500倍であり、他社に比べると控えめですが、その変わりに証拠金残高によるレバレッジ制限がありません。これにより、証拠金残高を気にせず常に500倍のレバレッジで取引を行うことができます。ある程度まとまった資金を運用する人にとっては、メリットが大きいでしょう。
さらに、ThreeTraderでは取引に応じてポイントが貯まるプログラムを提供しており、これらのポイントはキャッシュバックや豪華賞品と交換可能です。スキャルピングのような取引回数の多い手法では、ポイントが貯まりやすく、お得に取引が可能になります。
ThreeTraderは狭いスプレッド、低い取引手数料、充実したポイントプログラムという3つの特徴がスキャルピングに適しており、海外FXでスキャルピングを行う際にはぜひ検討してみる価値があると言えます。
- 最大1,000倍レバレッジ
- 取引手数料なしで低スプレッド
- 主要銘柄のスワップフリー
- ドル円平均スプレッド1.3pips
- 500円から利用可能
XMTrading(エックス エム)のKIWAMI極口座では、スキャルピングが十分可能な水準の低スプレッドを実現しています。さらに取引手数料がゼロのため、手数料計算が不要な分コスト計算がしやすいこともおすすめできるポイントです。
さらに、XMは高い約定力で知られており、平均約定率99.98%という業界最高水準を実現しています。この約定力はKIWAMI極口座にも適用され、スリッページやリクオートの少ない快適なスキャルピング環境を実現しています。
ただし、XMTradingでは取引ごとにXMポイントが貯まるロイヤリティプログラムを提供していますが、KIWAMI極口座はこのプログラムの対象外です。このため、取引してもポイントが溜まらないのは残念な点です。
ロイヤリティプログラムが対象外ということを考慮しても、KIWAMI極口座は低スプレッド、手数料ゼロ、高い約定力を備え、スキャルピングにおすすめの取引環境を提供していると言えます。
- 無制限レバレッジ(実質21億倍)
- 取引手数料 1ロット / 片道3.5ドル
- ドル円平均スプレッド1.0pips
- Exnessプレミア特典あり
- 仮想通貨トレーダーにおすすめ
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座は、片道3.5ドルという低い取引手数料で、主要通貨ペアにおいて最低0pipsからの低スプレッド環境を提供しており、スキャルピングにおすすめの取引口座です。
さらに、Exness最大の特徴である無制限レバレッジも利用することができます。Exnessの無制限レバレッジは、実質レバレッジ21億倍となっており、ほとんどの場合で必要証拠金は1円未満となります。多くの証拠金がでなくとも十分な取引量で取引できるため、少額資金でスキャルピングがしたい方にとってメリットが多い口座タイプです。
ただし、無制限レバレッジにはいくつかの制限があります。経済指標発表の15分前から発表5分後までの間、レバレッジは200倍に制限されます。また、無制限レバレッジは1,000ドル未満の口座残高に限られ、それ以上では適用されません。
多少の制約はありますが、これらの条件を考慮しても、ロースプレッド口座の低コスト環境と高レバレッジは他社と比べて優れていると言えます。スキャルピングを少額資金で始めたい方には、Exnessのロースプレッド口座の利用をおすすめします。
- 口座残高による制限のない最大500倍レバレッジ
- 取引手数料1ロット / 片道3.5ドル
- ドル円平均スプレッド 1.2pips
- 二回目以降は110円から利用可能
- 株価指数・エネルギーにおすすめ
スキャルピングを頻繁に行うトレーダーにとっては、安定した取引環境が重要です。この点で、TitanFXの「ブレード口座」は、スキャルピングに最適なFX業者の一つとして高く評価されています。
ブレード口座では、最低0pipsという驚異的なスプレッドで取引が可能です。また、1ロットあたり片道3.5ドルの低手数料も魅力的で、これにより取引コストを大幅に削減できます。
レバレッジは最大500倍と少し控えめですが、証拠金残高による制限がありません。さらに、業界では珍しく、株価指数とエネルギーにおいて最大500倍のレバレッジで取引が可能です。大きな資金でスキャルピングを行う人にとってはメリットが大きいでしょう。
また、TitanFXは「Zero Point」という高速な注文処理システムを使用し、世界最大級のEquinix社のデータセンターと連携しています。これにより、スリッページやリクオートを最小限に抑え、スキャルピングを快適に行うことができるおすすめの環境を提供しています。
- 仮想通貨CFDも対象の最大1,000倍レバレッジ
- 取引手数料なし
- ドル円平均スプレッド 1.4pips
- 5ドル相当額から利用可能
- 仮想通貨トレーダーにおすすめ
仮想通貨CFDでスキャルピングをしたい方には、FXGTの「プロ口座」がおすすめです。仮想通貨は価格変動が激しいため、短時間で大きな利益を狙える可能性がありスキャルピングとの相性は良いといえます。
FXGTのプロ口座では、ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨ペアを最大1,000倍のレバレッジで取引できます。これは、他の業者が提供するレバレッジの数倍から数十倍にも及ぶ高い倍率で、少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。また、FXGTのプロ口座は、通常の口座タイプよりも低いスプレッドを提供し、外付けの手数料が無料というメリットもあります。
現在、低スプレッド、高レバレッジ、スワップフリーの3つのメリットを兼ね備えたFX業者は限られていますが、FXGTのプロ口座はこれらを満たしており、仮想通貨CFDのスキャルピングに適した口座であると言えます。
仮想通貨CFDでのスキャルピングに興味がある方は、FXGTのプロ口座の利用を検討してみる価値があるでしょう。
海外FXのスキャルピングに関する注意点
ここでは、海外FXでスキャルピングをする際の注意点として上記2つをご紹介します。海外FXでは、業者によって取引に関するルールに違いがあり、禁止されているルールに違反した取引は口座凍結や取引キャンセル(出金拒否)となる可能性もあるため注意点を把握しておきましょう。
複数口座間の両建ては行わない
多くの海外FX業者では、以下の複数口座間の両建てを禁止しています。
禁止されている両建て手法
- 追加口座を用いて、同一銘柄を対象にA口座で買い・B口座で売り
- 同一銘柄を対象にA社で買い・B口座で売り
- 第三者名義・メールアドレスを使った複数アカウント間の両建て
複数口座間の両建てを行うと、該当する取引のキャンセル(出金拒否)や口座凍結といった罰則の対象となります。特に、自動売買を用いたスキャルピングを行う場合は、同一銘柄を対象に複数の口座で稼働させないように注意しましょう。
信頼度の高い海外FX業者を利用する
海外FX業者の中には、悪質な詐欺会社も存在します。その上でいくつか確認すべきポイントを紹介します。
信頼度の高い海外FX業者の特徴
- 金融ライセンスを取得していること
- 信託保全や分別管理など資金の安全性を確保していること
- 利用者の口コミや評判が良いこと
この他にも、ボーナスキャンペーンを頻繁に開催している、出金までの期間が長い、不当な出金拒否の口コミがあるなどが上げられます。
悪質な海外FX業者の特徴
- ボーナスキャンペーンを異常なまでに頻繁に開催している
- 出金までの時間が異様に長い
- 出金拒否の被害があったりする
実際に詐欺会社により被害を受けているユーザーもいます。自分の資金を守るためにも、海外FX業者選びは慎重に行う必要があります。また、万一のトラブルに備えて、複数の海外FX業者を利用して資金を分散させることもおすすめです。
海外FXでスキャルピング まとめ
ハイレバレッジで取引できる・追証がないという海外FX業者の特徴と、小さい値幅を狙うスキャルピングは相性抜群です。デメリットであったスプレッドも、近年ではスキャルピングに適した口座を選定することで、気にならない水準になっています。スキャルピングを行うために、以下の点に着目して口座を選びましょう。
口座選びのポイント
- スキャルピングが正式に認められている
- 取引コストが低い
- 約定環境が優れている
- 最大レバレッジが高い
これらの4点から総合的に判断し、以下の5口座はスキャルピングにおすすめの口座と言えるでしょう。
おすすめの海外FX口座
おすすめ口座 | 特徴 |
Rawゼロ口座 |
|
KIWAMI極口座 |
|
ロースプレッド口座 |
|
ブレード口座 |
|
プロ口座 |
|
Rawゼロ口座 |
・最大500倍レバレッジ
・取引手数料が業界最安 ・ドル円平均スプレッド 0.8pips ・ポイントストアのキャッシュバック ・ゴールドトレーダーにおすすめ |
KIWAMI極口座 |
・最大1,000倍レバレッジ
・取引手数料なしで低スプレッド ・主要銘柄のスワップフリー ・ドル円平均スプレッド 1.3pips ・500円から利用可能 |
ロースプレッド口座 |
・無制限レバレッジ(実質21億倍)
・取引手数料 1ロット/片道3.5ドル ・ドル円平均スプレッド 1.0pips ・Exnessプレミア特典あり ・仮想通貨トレーダーにおすすめ |
ブレード口座 |
・最大500倍レバレッジ
・取引手数料1ロット/片道3.5ドル ・ドル円平均スプレッド 1.2pips ・二回目以降は110円から利用可能 ・株価指数、エネルギーにおすすめ |
プロ口座 |
・最大1,000倍レバレッジ
・取引手数料なし ・ドル円平均スプレッド 1.4pips ・5ドル相当額から利用可能 ・仮想通貨トレーダーにおすすめ |
各ブローカー、それぞれの口座に特徴があるので、ご自身に合った口座を選んでスキャルピングに挑戦してみてください。